八王子市が推進する脳活アプリ『てくポ』が注目を浴びる

八王子市で、株式会社ベスプラが運営するスマートフォン用アプリ『脳にいいアプリ』が、地域の健康促進施策『てくポ』と共に広報紙の表紙を飾りました。この取り組みは、市民の健康維持に貢献し、高齢者のフレイル予防に寄与することを目的としています。

『てくポ』のコンセプト

『てくポ』は、ICTを活用した介護予防ポイント制度であり、高齢者を中心に約15万人の市民の健康をサポートすることを目指しています。2021年から八王子市とベスプラの連携により開始されたこのプログラムでは、スマートフォンアプリを通じて身体活動、栄養、社会参加の習慣を促進しています。現在、約1万人の市民がこの制度を利用しており、その効果が期待されています。

脳にいいアプリとは

『脳にいいアプリ』は、カロリンスカ研究所の認知症研究に基づき開発された無料アプリで、運動や脳トレーニング、栄養管理などを組み合わせた活動をサポートします。このアプリの特徴は、健康活動がひとつのプラットフォーム上で管理できる点です。2017年に登場以来、様々な賞を受賞しており、東京都や地方自治体からの高い評価を受けています。

健康ポイントサービスの導入

また、『脳にいいアプリ×健康ポイントサービス』は、自治体の健康促進や地域経済の活性化にも寄与しています。アプリを通じて健康活動を行うとポイントが付与され、そのポイントは地域ポイントやPayPayポイントに交換可能です。このサービスは、現在20以上の自治体で導入されており、地域の健康促進と商業活動の活性化に寄与しています。