新世代バックエンドで学ぶ、Progateの新しい試み
株式会社Progateは、アメリカのSupabaseと協力し、新しい学習体験を提供するプログラミング学習サービス「Progate Path」で、Supabaseを使用する学習タスクを開始しました。この取り組みは、特にエンジニアを目指す人々にとって大きな魅力となるでしょう。
Supabaseとは?
Supabaseは、オープンソースで提供されるバックエンド構築プラットフォームです。リアルタイムデータベース、認証システム、ストレージ、サーバーレス関数など、フルスタック開発に必要な機能を提供します。特に、アプリのユーザー登録やデータ保存のプロセスを簡便に実行できるため、多くの開発者に支持されています。設立からわずか数年で、450,000人以上のユーザーを持ち、1億1,600万ドル以上の資金を調達しています。
Progate Pathでの学習内容
新たに提供される学習タスク「Supabaseを使ってみよう」では、Reactで構築したTODOアプリを使って、データベースの永続化やユーザー認証といったバックエンド機能を実装する方法を学ぶことができます。このタスクにより、Supabaseのプロジェクトセットアップや、サインアップ、サインイン機能の実装、データの読み書きについて学ぶことが可能です。
この学習タスクは、Supabaseを学びたい方やバックエンド構築を手軽に経験したい方に特におすすめです。初心者から上級者まで、幅広いスキルレベルに対応しているのが特徴です。
Progateハッカソンの開催
新タスクの発表を記念し、8月31日から9月1日にかけて「Progateハッカソン powered by AWS & Supabase」を開催します。このハッカソンはエンジニアを目指す学生を対象に、約1週間のオンライン事前開発期間と2日間のオフライン本番を擁します。本番は東京のAWS Startup Loftで行われ、Progateによる事前学習も可能です。メンターとしてProgateおよびSupabaseのエンジニアが参加し、初心者でも安心して取り組める環境が整っています。
Progateの成長と未来への展望
Progateは2014年に設立以来、300万人以上にプログラミング学習の入り口を提供してきました。現在では中上級者向けの学習パスから法人向け教育プログラムに至るまで多彩なサービスを展開しています。Progate Pathを通じて、実務に近い形で学ぶことができ、インターンシップや就職活動につなげる機会も提供しています。これにより、さまざまなスキルの向上と新たなキャリアパスの獲得を狙っています。
今後もProgateは個人の学習ニーズから企業の課題解決まで、幅広くサポートすることで、より多くの人々が新たなチャンスを掴めるようなサービスを提供し続けていく所存です。更なる挑戦を期待しつつ、ProgateとSupabaseの共同開発による新たな学びの形に注目です。
参考リンク