Taboolaが買収
2019-03-05 09:00:32
TaboolaがCelltick社のStart部門を取得しグローバル展開を加速
TaboolaがCelltick社のStart部門を買収
2019年3月5日、ロンドン発、ディスカバリープラットフォームのリーダーであるTaboolaが、Celltick社のStart部門およびStart Magazineの買収に合意したことを発表しました。この買収により、Taboolaは携帯電話事業者を通じて、全世界の多くのユーザーにアクセスできるようになると期待されています。TaboolaのCEOであるAdam Singolda氏は、このニュースを受けて「我々のグローバルな戦略により、ユーザーにより豊かなパーソナライズ化されたコンテンツ体験を提供できるようになる」と述べています。
Celltick社との提携の意義
Taboolaの買収によって、Start部門が持つ革新的な技術が、Taboola News部門に統合されます。これにより、パーソナライズされた高品質なコンテンツがモバイル端末に配信されることが期待されています。具体的には、Taboola NewsはZTEやvivoといった有名なモバイルメーカーと提携しており、今後はさらに多くの携帯電話キャリアとメーカーへの展開が計画されています。これにより、OEM事業者やアプリデベロッパーへのサービスも強化され、新しい収益源を確保することが可能となります。
Start Magazineの役割
Start Magazineとその関連技術は、携帯電話キャリアやメーカーに、ターゲットを絞ったプロモーションを通じてユーザーのロイヤリティを高める手助けをします。これにより、ユーザーのニーズを把握し、より良いエンゲージメントを促進することが可能になります。毎月、新たに2000万人以上のユーザーがStartを搭載したデバイスを利用し、さらに2500万人がStart Magazineのコンテンツに触れています。これらのデータは、ユーザーの好みや利用傾向を分析するために重要です。
TaboolaとCelltickの今後
この買収により、Taboolaはユーザーに対するパーソナライズ体験を強化し、より高いARPU(1ユーザー当たりの収益)を可能にすると確信しています。CelltickのCEOであるRonen Daniel氏は、「Taboolaとの提携により、我々の製品をさらに進化させ、顧客に対する価値を高めていける」との見解を示しています。また、Taboolaはこの取引を3月末に締結する予定であることも明かしています。
Taboolaのビジョン
Taboolaは、全世界で14億人以上のユーザーに対し、最適な情報発見の体験を提供しています。AIやディープラーニングを活用することで、パブリッシャーや携帯電話キャリア、モバイル端末メーカーへと新たな収益機会とエンゲージメントを提供しています。広告主にとっても、ターゲットを絞った広告の配信が可能となり、新しい顧客との出会いを促進します。
世界中の様々なデジタル企業がTaboolaとの長期的な関係を築いており、既にCNBCやNBC News、産経新聞などがその一例です。Taboolaは、ニューヨークを本拠に、世界中に拠点を持ち、多様な市場での影響力を高めています。詳しくはTaboolaの公式サイトを参照してください。さらに、Twitterで@taboolaをフォローすることで最新情報を受け取ることができます。
会社情報
- 会社名
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Taboola
- 住所
- 16 Madison Square West, 7th fl., New York, NY, 10010東京都港区西新橋2-11-8 内田ビル 4F
- 電話番号
-
080-7717-4730