津南醸造が知事賞受賞
2025-05-18 11:46:16

新潟・津南醸造が知事賞を受賞、伝統と革新の酒造りを目指す

津南醸造、越後流酒造技術選手権大会での部門賞受賞の背景



2025年4月24日、新潟県柏崎市にて行われた「令和6酒造年度 越後流酒造技術選手権大会」表彰式において、津南醸造株式会社が新潟県知事賞(第1位)を受賞しました。この受賞は、地域の伝統的な酒造りの技術向上を目指す大会での見事な成果を示しています。

越後流酒造技術選手権大会とは



越後流酒造技術選手権大会は、新潟県酒造組合と新潟県酒造技術研究会の共催によるもので、新潟の清酒製造技術を競う重要なイベントです。参加する酒造業者にとって、技術の研鑽と伝統の維持が求められる場でもあります。

表彰式の様子



表彰式当日は多くの来賓が参列し、厳かに行われました。津南醸造からは杜氏の滝沢昌哉が出席し、受賞者を代表して感謝の言葉を述べました。彼は昨年の厳しい気象条件の中での酒造りの苦労を振り返ると共に、支えてくれた農家や指導機関への感謝も表しました。

再認識された生産者の役割



滝沢杜氏は今後も伝統と革新の調和を持続しながら、技術を磨き続けることを約束しています。彼の言葉からは、酒造りが地域の文化だけでなく、コミュニティ全体にとっても重要なものであるというメッセージが感じられました。地区の自然環境を尊重しつつ、最新の技術を取り入れ、次世代に伝承することが彼らの使命です。

津南醸造について



津南醸造は、新潟県中魚沼郡津南町に拠点を持つ酒造りの企業で、豪雪地帯ならではの豊富な水源を活かしています。標高2000mを超える山々から直接得られる天然水を仕込み水に使用し、地元産の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を使用した製品が特徴です。これにより、自然との共生を目指し、その一環として「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」というブランドコンセプトが掲げられています。

未来への展望



津南醸造は、地域社会とのつながりを重視しながら、次世代に向けた日本酒文化の発展に尽力しています。今年の受賞は、その努力の証とも言えるでしょう。地元の農業とも連携し、酒造りを支えるネットワークを強化しつつ、持続可能な形で酒造りに挑戦し続けます。これからの津南醸造の活躍に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
津南醸造株式会社
住所
新潟県中魚沼郡津南町秋成7141
電話番号
025-765-5252

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