コモングラウンド シンポジウム
2022-10-07 17:30:29
東京大学 生産技術研究所、ニューヨークでコモングラウンドシンポジウムを開催
東京大学生産技術研究所は、米国での産学官連携と日米学術交流の拠点として開設されたニューヨークオフィス(UTokyoNY)にて、今月「UTokyo Weeks」と題し、3つのイベントを開催しました。
その中の1つである生産技術研究所主催の「2022 COMMON GROUND Symposium in NYC」に、インタースペース研究センターより、野城 智也教授(センター長)、豊田 啓介特任教授、三宅陽一郎特任教授の3名が登壇しました。
本シンポジウムでは、実空間の建築・都市・地域をサイバー空間上に精緻に再現し、両空間の高度な連携をバーチャル・フィジカルエージェントと空間記述体系を実装したゲームAI・エンジンをベースとしたコモングラウンド上に構築するという新しい研究活動を紹介しました。
米国のアカデミアおよび産業界からパネリストを招き、今後の研究開発と展望について議論を行いました。
インタースペース研究センターとしても、今後の共同研究基盤の構築に向けた重要な機会と捉えており、ご関心をお寄せくださる研究機関、企業、学生の皆様にぜひご覧いただけたら幸いです。
シンポジウムの詳細
日時: 2022年10月13日(木)18:00-20:00[NY時間](2022年10月14日(金) 7:00- 9:00[日本時間])
内容:
オープニング
岡部 徹 東京大学生産技術研究所長
野城 智也 東京大学生産技術研究所 教授(インタースペース研究センター長)
基調講演
豊田 啓介 東京大学生産技術研究所 特任教授
三宅 陽一郎 東京大学生産技術研究所 特任教授
パネルディスカッション
Fabio Duarte (MIT Senseable City Lab Massachusetts Institute of Technology)
Ivan Panushev (Amazon Web Services, Inc.)
Jieliang (Rodger) Luo (Autodesk Research)
John D. Cerone (SHoP Architects)
モデレーター:豊田啓介特任教授
クロージング
野城 智也 東京大学生産技術研究所 教授(インタースペース研究センター長)
会場: Verizon Executive Education Center, Cornell Tech
オンライン: Zoom ウェビナー(事前登録制)
言語: 英語(通訳なし、日本国内からもご視聴頂けます)
セミナーHP: https://bit.ly/3RIYbWF
※現地参加・オンライン視聴を希望される場合は、上記サイト内URLよりお申し込みください。
インタースペース研究センターについて
インタースペース研究センターは、デジタルツイン化がもたらす福利を最大化すべく、サイバー空間とフィジカル空間の境界領域(インタースペース)に両空間の高度な連携の基盤を設計し、その体系化と社会への実装を目指します。
空間システム工学、GIS地理空間記述、都市環境数理工学、建設カーボンフットプリント、時空間メディア工学、IoTシステム、IoTネットワーク、コモングラウンドなど、各分野の専門家が集結する世界初の研究拠点として研究を進めてまいります。
URL: https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/research/department_center/lnterspace-Research-Center/
コモングラウンドについて
現実空間と情報空間が合わさった次世代の社会において、人とNHA(Non-Human-Agent)が共存できる世界を目指すための汎用的空間記述プラットフォームを「コモングラウンド」と呼びます。モノと情報が流動的に行き来して新たな価値を生むことで、ヒト以外の他者視点でも動きやすい離散的な社会をデザインし、多様で共創的な社会への拡張に向けた体系化を目指していきます。
会社情報
- 会社名
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東京大学生産技術研究所インタースペース研究センター
- 住所
- 東京都目黒区駒場4-6-1Bw603 東京大学生産技術研究所インタースペース連携研究センター
- 電話番号
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