不正行為撲滅に向けた取り組み強化!「楽待」が2024年上半期の運用結果を発表
国内最大級の不動産投資プラットフォーム「楽待」を運営する株式会社ファーストロジックは、2024年上半期の「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」の運用結果を発表しました。
2024年上半期は取締件数が大幅増加!
2024年1~6月期における審査による取引停止は16件、ペナルティ制度による取締りが23件で、合計39件に達しました。これは、前年同期比で取引停止が6件、ペナルティ制度による取締りが19件増加した結果です。取引停止に伴い、サイトへの掲載が停止された物件数は1664件を超えました。
取締件数増加の背景
取締件数が増加した背景には、「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」への認知度向上と、不動産会社からの情報提供増加が挙げられます。
これまでユーザーからの情報提供をきっかけに調査を行うケースが多かったですが、近年では不動産会社側から積極的に情報提供を行うケースが増加しています。これは、「楽待」が創業時からおとり広告や不当表示に関する注意勧告を行ってきたことへの認知度向上による影響と考えられます。
具体的な違反内容とペナルティ
東京都目黒区の不動産会社Aは、ユーザーからの情報提供を受け、調査の結果、実際には取引する意思がないにも関わらず、販売価格を相場よりも著しく安く表示する「おとり広告」を行っていたことが判明しました。
この行為に対し、「楽待」は同社が掲載するすべての物件を7日間の掲載停止とし、「改善報告書」の提出を求めました。
不正行為に対する厳格な対応
「楽待」は、「公正な不動産投資市場を創造する」というビジョンのもと、公正な不動産取引を促進するため、厳しい審査とペナルティ制度を導入しています。
専門部署による契約締結前の審査に加え、登録後も定期的なチェックを実施しており、問題があれば取引停止措置をとります。さらに、不動産公正取引協議会連合会による「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づき、物件掲載に関するルールを定め、違反した場合にはサイトの利用停止や退会の措置をとります。
顧客満足度の向上も重視
「楽待」は、不誠実な顧客対応をする不動産会社を減らすため、不動産投資家が不動産会社の接客や商談内容を評価する機能を設けています。顧客満足度の平均点は3.9点(5点満点)となっており、2.5点以下の会社に対しては、カスタマーサポートから直接指導を行っています。
2024年7月現在、不動産投資家から寄せられた不動産会社の評価数は累計で19万件以上、評価された不動産会社は6100社を超えています。
投資家にとって安心できる環境づくりへ
「楽待」は、今後も不正行為の撲滅に向けた取り組みを強化することで、投資家にとって安心できる取引環境を提供していきます。