ハノイ工科大学との協定再締結
2024年8月26日、アイデム(東京都新宿区)はベトナムのハノイ工科大学と協同教育プログラムに関する協定を再締結し、7回目の調印式をハノイ工科大で実施しました。このプログラムは、日本で働くことを希望するベトナムの学生に向けた人材育成を目的としており、2018年からスタートしています。
協同教育プログラムの概要
この協同教育プログラムは、年間500時間×2年間のカリキュラムで、3年生・4年生・5年生の学生が対象です。プログラムの初年度からは日本語教育に取り組み、初級レベルのN5・N4から始まり、2年目にはN3レベルの取得を目指します。また、日本のビジネスマナーや文化の理解を深めるための講義も行い、実践的なスキルを身につける機会を提供します。
日本企業でのインターンシップ
さらに、このプログラムを受講する学生には、日本企業でのインターンシップにも参加する機会が設けられています。2024年には7月21日から28日の間にインターンシップが行われ、11名の学生が日本の企業で実務経験を積む予定です。これは学生だけでなく、企業にとっても優秀な人材を見極め、理解を深める貴重な機会となります。
国内外の学生の成果
2024年8月までにプログラムを修了した学生の中からは、これまでに54名が日本企業から内定を獲得しており、プログラムの成果が実を結んでいます。この成功事例は、アイデムが掲げる日本企業とベトナム学生との架け橋としての役割を強調しています。
アイデムグローバルの使命
アイデムグローバルは、エンジニアリングを含む高度な専門職から特定技能人材の採用まで幅広く支援する企業です。言語の壁を超えるために、外国人専任のスタッフを配置し、母国語によるサポート体制も整えています。また、特定技能の登録支援機関としても日本での就業を希望する外国人材の紹介やサポートを行い、ワンストップサービスとして業務を展開しています。
今後の展望
今後、アイデムはハノイ工科大学との協働をさらに強化し、より多くのベトナムの学生に日本での就業機会を提供していく予定です。この協定を通じてグローバルな人材育成を促進し、さらなる信頼関係の構築を図っていきます。教育プログラムの充実はもちろん、産業界との連携を深めることにより、将来の日本とベトナムの発展に寄与する人材を育成していく展望があります。