日本が誇る食文化の一つ、寿司。その技術を学び、資格を取得できる「日本寿司検定®」が、2024年2月26日からスタートします。この検定は、寿司を自宅で調理しながら資格取得に挑戦できるユニークな仕組みを持っています。検定はオンラインで行われ、受験者は自らの調理過程を動画でアップロードすることで、合格を目指すことができます。
すし検®の魅力
この検定の最大の特徴は、自宅のキッチンでリラックスしながら受験できることです。わざわざ会場まで出向く必要がなく、都合の良い時間を選んで挑むことができます。そのため、忙しいビジネスパーソンや家庭を持つ方でも参加しやすいのがポイントです。
合格者には電子形式の合格証書が発行されるため、管理が非常に簡単で済むのもメリットです。また、希望者の動画は協会のホームページの求人コーナーに掲載され、国内外の企業の採用担当者から目に留まる機会が提供されます。
検定レベルについて
日本寿司検定は、全てで4つの級に分かれており、各級ごとに異なる課題が設定されています。
- - 4級: 「鯵の背開き」や「鯖の三枚おろし」を実演し、アップロードします。受験料は初回5,000円が3,000円、2回目以降は2,000円となっています。
- - 3級: 「鯖8貫握り」、「玉子焼き」、「かっぱ巻き」の動画アップロードが求められます。初回7,000円が5,000円、2回目以降は3,000円となります。
- - 2級: 「鯛捌き握り」と「桂剥き」の実技に加え、筆記試験もオンラインで行います。受験料は初回10,000円、2回目以降は実技・筆記それぞれ4,000円です。
- - 1級: 握りの実地試験とオンラインの筆記試験からなります。初回は30,000円、2回目以降は実技20,000円、筆記5,000円です。
受験の流れ
すし検®の試験は、申し込み後すぐに受験可能で、年齢制限なども設けられていません。4級と3級は実技試験のみで動画をアップロードする形式ですが、2級は実技に加え筆記試験があるほか、1級は実技を提携店舗で実演する形で進行します。また、受験から合格、就職支援まで一連の流れがスムーズに行える体制が整っています。
終わりに
日本寿司検定は、寿司に対する理解を深めるだけでなく、資格取得を通じて新たなキャリアの扉を開く機会を提供します。興味のある方はぜひ、公式サイトで詳細を確認し、第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
開催団体: 一般社団法人日本寿司協会
所在地: 東京都港区西麻布3-2-40
公式サイト:
こちらから。