D-Linkが新たに6機種追加
D-Linkジャパン株式会社は、マルチギガビットに対応したレイヤ2スマートマネージドスイッチ『DMS-1250シリーズ』に新たに6機種を加え、2025年9月24日より各パートナーを通じて販売を開始することを発表しました。この新しいラインナップにより、ニーズに合わせたポート構成の選択肢が広がります。
新設計の6機種とは?
追加される6つの機種については、以下の通りです。
1.
DMS-1250-10SPL/A1:PoE++対応、2.5G BASE-T×8、10G SFP+×2、120W給電のファンレス設計。
2.
DMS-1250-12/A1:2.5G BASE-T×8、2.5G/5G BASE-T×2、10G SFP+×2。
3.
DMS-1250-18/A1:2.5G BASE-T×16、10G SFP+×2。
4.
DMS-1250-18P/A1:PoE++対応、2.5G BASE-T×16、10G SFP+×2、370W給電。
5.
DMS-1250-28/A1:2.5G BASE-T×24、10G SFP+×4。
6.
DMS-1250-28P/A1:PoE++対応、2.5G BASE-T×24、10G SFP+×4、475W給電。
これにより、従来の3機種と合わせて全9機種の多様な選択肢が提供され、企業の規模や用途に合わせて適切なモデルを選ぶことが可能です。
幅広い導入用途
このスイッチは、特に最新のWi-Fi 6EやWi-Fi 7など、新しい無線LANアクセスポイントへのPoE給電に最適な製品です。民間企業、自治体、文教機関、ホテルなど、さまざまな業種での導入が期待されます。
機能の特徴
DMS-1250シリーズの設計には、法人向けに必要なスタンダードな機能が盛り込まれています。業界標準のCLIによる設定管理や、日本語対応の直感的でわかりやすいWEB GUIを実装しています。また、他社製ネットワーク管理ツールとの互換性があるSNMPに対応しているため、ステータス情報の取得もスムーズに行えます。
更に、IEEE802.1X認証やループ事故防止のためのループ検知/遮断機能、トラフィックセグメンテーション機能など、セキュリティ面にも多彩な対策が整っている点が際立っています。これにより、企業はネットワークの保守運用負担を大幅に軽減することが可能です。
価格帯と保証
DMS-1250シリーズの新たなモデルは、以下の価格で販売されます。
- - DMS-1250-10SPL/A1:108,000円(税別)
- - DMS-1250-12/A1:118,000円(税別)
- - DMS-1250-18/A1:128,000円(税別)
- - DMS-1250-18P/A1:218,000円(税別)
- - DMS-1250-28/A1:168,000円(税別)
- - DMS-1250-28P/A1:258,000円(税別)
これらの製品にはD-Linkの長期無償保証制度であるリミテッドライフタイム保証が適用されており、製造終了日から5年間の無償修理が受けられます。
D-Link社の展望
D-Link Corporationは1987年に台湾で設立され、30年以上にわたりさまざまなネットワーク機器の企画と製造を行ってきた実績があります。「Building Networks for People」という理念のもと、顧客や社会全体に貢献する製品作りを推進しています。日本市場においてもディーリンクジャパン株式会社が2005年に設立され、多くの法人向けネットワーク製品の提供を通じて高い評価を得ています。様々な業種に特化した製品を展開し続けるD-Linkの今後の動きにも注目です。