大学と企業の新たな連携を描く産学官交流会が開催される
2025年12月12日(金)、アルカディア市ヶ谷にて、一般財団法人全国大学実務教育協会主催の産学官交流会が行われる。このイベントでは、文部科学省高等教育局の畑盛斗氏、有限会社テヅカ精機の手塚良太氏、鹿児島女子短期大学の准教授石田もとな氏をお迎えし、大学と企業、さらには地域社会が協力して進める人材育成に関する講演が予定されている。
地域再生と人材育成の重要性
現在、日本は長期にわたる人口減少と少子化という難題に直面している。このような背景から、大学と産業界の協力による地域復興や社会貢献が強く求められている。特に、インターンシップの充実や、卒業後のフォローアッププログラム、職場での継続的な研修などがその重要性を増している。
今回の交流会は、あらゆる教育機関が地域社会にどのように寄与できるかを再考する機会となる。学びの成果を可視化し、大学と社会がより強く結びつくことが求められている時代において、地方自治体との連携も忘れてはならない。
業界の期待を受けて
一般財団法人全国大学実務教育協会は、産学官の連携を事業方針に掲げ、産業界からの期待と文部科学省からの指導を大学や短期大学へと同時に発信している。彼らは、Society 5.0の実現に向けた新しい人材育成のアプローチを模索し続けている。
今回のシンポジウムでは、文部科学省、企業、大学が一堂に会し、率直な意見交換が行われることで、各方面での意見やアイデアが集まる予定だ。このような意義ある交流が教育機関や企業の経営にも資することを目指している。
参加申し込みについて
参加は無料で、会員校以外の方々も歓迎される。参加希望者は、事前に申し込みが必要で、締切は11月20日(木)となっている。会場の詳細は以下の通りである。
- - 日時: 2025年12月12日(金) 14:30~17:00
- - 場所: アルカディア市ヶ谷6階「伊吹」
- - 同時ウェビナー開催
講演内容
1. 文部科学省 高等教育局大学振興課地域大学振興室 室長補佐 畑 盛斗 氏
「『知の総和』答申と地域大学振興について」
2. 有限会社 テヅカ精機 代表取締役社長 手塚 良太 氏
「共に育つ経営環境づくりの実践」
3. 鹿児島女子短期大学 准教授 石田 もとな 氏
「地元企業との連携教育事例-鹿児島女子短期大学-」
お問い合わせ
参加に関する質問や詳しい情報は、以下の連絡先までお寄せください。
詳しい参加申し込みは、
こちらのリンクから可能です。地域の未来をともに考えるこの交流会へ、是非ご参加ください。