国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、2023年(1月~12月)の世界におけるTOEIC® Listening & Reading Test(TOEIC® L&R)の受験者スコアとアンケート結果を発表しました。
今回の発表では、日本は561点で世界平均を下回ったことが明らかになりました。
アンケート結果からは、TOEIC® L&R受験者の特徴が見えてきます。年齢層では21~25歳が最も多く、専攻では「工学」が最も多く、職種では「科学/技術職」が最も多いという結果になりました。
英語学習の目的としては、「英語学習のため」と「卒業に必要なため」が同率で最も多く、「就職活動のため」がそれに次ぐ結果となりました。
興味深いのは、英語学習の際に最も重要視する言語技能は、「4技能すべて」と回答した受験者の平均スコアが最も高かったことです。これは、4技能すべてをバランスよく学習することが、TOEIC® L&Rで高得点を取るために重要であることを示唆しています。
IIBCは、今後もTOEIC® Programを通じて、日本における英語学習の促進に貢献していくとしています。
詳細なデータは、IIBCのウェブサイトで公開されています。