TOEIC® Listening & Reading公開テストの受験地追加
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、2026年に開催されるTOEIC Listening & Reading(L&R)公開テストにおいて、新たに13の受験地を追加することを発表しました。これにより、より多くの受験者が受験する機会を増やすことを目指します。
詳細な受験地と日程
今回の受験地追加は、2月15日(日)と3月7日(土)に行われる2つの試験に関して行われます。それぞれの試験日の詳細は以下の通りです。
2026年2月15日(日)
- - 申込受付期間:2025年11月27日(木)10:00 ~ 2026年1月6日(火)15:00
- - 追加される受験地:八戸、山形、福井、山梨、長野、三島・沼津、徳島、香川、長崎、大分、宮崎、鹿児島
2026年3月7日(土)
- - 申込受付期間:2025年12月10日(水)10:00 ~ 2026年1月26日(月)15:00
- - 追加される受験地:浜松
この取り組みは、英語学習者の皆さんがスコアを取得しやすい環境を整えるための一環であり、IIBCは今後も受験機会の拡充に努めるとしています。
TOEIC L&Rの重要性
TOEIC L&Rは、英語学習者にとっての重要な指標となっており、入試や就職、転職など、多様な場面でそのスコアが活用されています。このテストは、日常的なコミュニケーションやビジネス現場で必要なリスニングとリーディング能力を評価するものであり、企業にとっても採用や昇進の際の重要な参考資料となります。
2024年度には日本で約194万人が受験し、1979年の開始以来、累計で5000万人以上がこのテストを受けてきたという実績があります。また、2020年4月からは、企業や学校向けにオンライン形式の特別受験制度も導入され、受験のハードルを一層下げる取り組みが進められています。
IIBCの果たす役割
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、1986年に設立され、「人と企業の国際化の推進」を理念として活動しています。TOEIC® Programを通じて、国内外の学生やビジネスパーソンに質の高い英語能力を育成し、国際的なコミュニケーションの向上に寄与することを目指しています。
IIBCは、より良い英語学習のための支援を続けており、試験に関する詳細やお問合せについては、公式ウェブサイトや指定の番号で対応しています。受験を希望する方々は、早めの申し込みをお勧めします。受験機会が全国で拡充されることで、より多くの人が英語力向上のためのステップを踏めることを期待しています。