クラレのコウノトリ支援
2025-01-30 16:24:42

クラレが神栖市でコウノトリ保護活動を支援する理由とは?

クラレが神栖市で行うコウノトリ保護への寄付活動



株式会社クラレ(本社:東京都千代田区)は、企業版ふるさと納税制度を利用して、茨城県神栖市において特別天然記念物であるコウノトリの保護活動を支援しています。具体的には、同社の鹿島事業所がある神栖市に、2024年8月までに170万円の寄付を行うことを発表しました。この取り組みは、地域への貢献と生物多様性の保全に対するクラレの強い意識を反映しています。

コウノトリは絶滅危惧種として知られ、その保護活動は急務とされています。神栖市では、コウノトリの安全な営巣や孵化を支援するため、人工巣塔の設置などが行われています。また、寄付金は神栖市が進める「産業をつくる事業」や「交流を促進する事業」にも活用されます。これは地元コミュニティの魅力を高めるとともに、新たな人々を惹きつける取り組みを支えるものです。

寄付金の活用内容


神栖市教育センターで行われた感謝状贈呈式では、コウノトリ用の人工巣塔のお披露目も行われ、クラレはその活動への貢献に感謝状を授与されました。具体的な寄付金の使途としては、波崎愛鳥会による「コウノトリ保護活動」や、神之池桜守り隊による桜の維持管理活動などが挙げられます。これにより、地域の自然環境の保全にも寄与することが期待されています。

神栖市では、2024年までに人工巣塔を新たに3基設置する計画も進行中です。これにより、コウノトリの巣立ちを促進し、より多くの個体を自然に帰すことを目指しています。過去2年連続での孵化成功もあり、合計10羽のコウノトリが巣立ったという成果もあります。

クラレの地域貢献の理念


クラレは創業以来、地域社会への貢献を企業理念として掲げてきました。その中で、神栖市でのプロジェクトに関与することで、地域の発展に寄与することを重視しています。鹿島事業所は1972年に設立され、以来地域との共生を念頭に置き、持続可能な取り組みに取り組む姿勢を持ち続けています。

今後もクラレは、生物多様性の保全を目的とした取り組みを続けることで、地域に貢献していく方針です。地域の方々との連携を強化しながら、これからも自然環境を守るための活動を進めていく所存です。

このように、クラレのコウノトリ保護活動への寄付は、地域の理解を深めるための重要な一歩となります。地域社会と生態系を守るためのクラレの活動に、今後も期待が寄せられています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社クラレ
住所
東京都千代田区大手町2-6-4 常盤橋タワー
電話番号
03-6701-1000

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。