ニチガスグループ、デジタル給与払いを開始
ニチガスグループは、2024年11月25日から新たに「デジタル給与払い」を導入します。このサービスは、PayPay株式会社が展開するキャッシュレス決済システム「PayPay」を通じたもので、グループ全体約2,000人の社員の中で希望者に対して、自身のPayPayアカウントに給与の一部をデジタル形式で支給します。
DX推進の一環として
ニチガスグループでは、既にデジタル化を進めるための様々な取り組みを行ってきました。2016年にはビットコインを用いたエネルギー料金の支払いを開始し、2019年には全社的なデジタル経費精算を導入。さらに、2022年には上場50周年を記念してデジタル特別報奨を支給しました。これらの施策は、常に時代の先を見据えた革新を目指しています。
特に「デジタル給与払い」の導入に関しては、事前に社員を対象に実施したアンケートで、約250名がデジタルでの給与受け取りを希望していることが確認されました。この反響を受けて、企業としてのデジタル化推進や、社員のDXに対する意識向上、そして利便性の向上が期待されています。
社員に寄り添った新システム
デジタル給与払いの導入は、社員の生活スタイルに合わせた支払い方法の一つとして特に注目されています。これにより、給与を受け取る際の手間が軽減されるだけでなく、リアルタイムでの収入管理や取引の透明性も向上するでしょう。
もちろん、ニチガスグループは今後もDXを積極的に活用し、企業価値の創造に向けて引き続き挑戦を続けます。デジタル化が進む中で、新たな働き方や働く環境への期待が高まっています。
会社概要
ニチガスグループの母体である日本瓦斯株式会社は、1955年に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。社員数は2024年4月時点で2,019名、主にLPガスや都市ガス、電気の販売を手掛ける総合エネルギー事業を展開しています。(公式サイト:
ニチガス公式サイト)
このように、ニチガスグループは最新の技術を取り入れ、社員一人ひとりの利便性を向上させるための取り組みを続けています。これからの労働環境がどのように変化していくのか、注目される企業の一つです。