未来の日本を探る
2025-09-09 14:31:45

デザインとものづくりが導く新しい未来の日本を探る

「Co-Design Challenge Pitch #4」の概要

2023年9月4日、大阪の万博会場フューチャーライフヴィレッジで開催された「Co-Design Challenge Pitch #4」。このイベントは、大阪・関西万博を契機に様々な「未来のくらし」を考え、新しい価値を創出することを目的としています。公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が主催し、デザインの力を活用して未来社会の実現を目指すプロジェクトです。

本イベントでは、4つの企業が登壇し、それぞれのプロダクトに込めた思いと社会課題に対する取り組みを披露しました。イベントのナビゲーターを務めたのは、クリエイティブディレクターの小西利行氏とプロダクトデザイナーの倉本仁氏です。

登壇企業の紹介

1. 株式会社colourloop

最初の発表者、株式会社colourloopの内丸もと子氏は、廃棄繊維の色別リサイクルシステムについて語りました。彼女のプロジェクトは、廃棄衣類を有効活用し、循環型社会の実現を狙っています。彼女は、京都の家具職人と共同で廃棄衣料を用いたベンチの開発に挑戦し、環境に配慮したデザインを追求しています。

2. カナデビア株式会社

次に登場したカナデビアの小田切宏氏は、家庭ごみの循環利用を促進するためのスマート回収箱とアプリの開発を紹介しました。このシステムは、家庭から得たデータをもとに循環社会を推進します。

3. 一般社団法人サスティナブルジェネレーション

奈良県の高木美香氏が代表を務めるこの団体は、環境に優しい段ボールを使用した展示台の開発に取り組んでいます。これによりリサイクル可能な資材の利用が促進され、地域経済の振興にも寄与しています。

4. 株式会社ドッツアンドラインズ

最後に、齋藤和也氏が発表したのは、新潟県の燕三条地域で制作されたチタン製の椅子です。彼は廃棄物の削減に挑戦し、最新の技術で作り出した椅子は、デザイン性と機能性を兼ね備えたものです。

各社の挑戦が示す未来への展望

各企業の担当者は、登壇後に未来の展望についても語りました。小田切氏は資源循環の重要性を強調し、内丸氏は再生素材が主役となる社会を目指す意気込みを示しました。高木氏は地域創生につながる製品を発信し、齋藤氏は燕三条を世界のモノづくりの拠点とするため事業を推進していくという決意を表しました。

最後に、小西氏が参加者の皆さんに対して「未来をデザインするための挑戦は続く」と述べ、次回のイベントを楽しみにしていると言葉を結びました。これからの「Co-Design Challenge」は社会課題解決に向けた重要な役割を果たすことでしょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
住所
大阪府大阪市住之江区南港北一丁目14番16号
電話番号

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