ドリーム・アーツの新たな海外DX支援ソリューション「Global Connect」
株式会社ドリーム・アーツは、海外市場への進出を目指す日本の大企業に向けた新しいデジタルトランスフォーメーション(DX)支援ソリューション「Global Connect」を発表しました。これにより、国内の本社と海外の拠点との円滑な連携が可能になり、業務のデジタル化を加速させることが期待されています。
新たな市場の需要と課題
日本企業の海外売上比率は昨今増加傾向にあり、海外展開はますます重要になっています。特に新型コロナウイルスの影響を受けて一時的に海外事業への関心が低下したものの、2023年度の調査によると約4割の大企業が引き続き海外展開の拡大を計画しています。このような中、国内本社と海外拠点を結ぶインフラの整備が求められています。
多言語対応や時差を考慮した運用、法規制への適応、また強固なセキュリティ対策は、日本企業が海外でビジネスを行う際の共通する課題と言えます。そのため、ドリーム・アーツは「Global Connect」を通じてこれらのニーズに応えていこうとしています。
SmartDB(R)の機能性
ドリーム・アーツが提供する「SmartDB(R)」は、業務デジタル化を可能にするクラウドサービスであり、20年以上の実績があります。これまでに世界28ヵ国での導入実績を誇り、すでに日本国内の企業で使用されている多くの機能が、海外展開においても大きなアドバンテージとなります。
SmartDB(R)は、ノーコード開発を可能にし、業務フローとWebデータベースの連携を強化。利用者は自由にカスタマイズした業務環境を整えることができ、特定の地域や市場に応じた対応が可能です。
新機能のリリース計画
2024年内には、「Global Connect」構想に基づく新機能が順次リリースされる予定です。特に、9月末には「マルチGATEセキュリティオプション」と「規約確認機能」が登場し、その後も「マルチLANGUAGEオプション」などが追加される計画です。これらの機能は、海外拠点の活用や業務の効率化に寄与するでしょう。
海外事業の推進に向けた期待
大創産業などの業界リーダーも、SmartDB(R)の導入により業務の効率性を向上させることに成功しています。斎藤徹也氏は、SmartDB(R)が各国の特性に合わせた運営をサポートし、全社的なデジタル化を促進する道すじを描いています。これからの展開には、より一層の期待が寄せられています。
今後の展望と協創の重要性
ドリーム・アーツは、「協創」をキーワードに、大企業向けのクラウドソリューションを提供し続けるという使命を持っています。今後もこの理念のもと、日本企業の海外進出を力強く支援し、デジタル環境での効率的な業務運営を実現するトータルソリューションの提供を続けていくことでしょう。
全国的に注目を集める「Global Connect」は、企業が国際化を進める上での新たな武器となり、さらなる成長を加速させることが期待されます。