シュナイダーエレクトリックが新型積層表示灯「Easy Harmony XVGK」を発表

シュナイダーエレクトリックが誇る新製品「Easy Harmony XVGK」

シュナイダーエレクトリック、エネルギー管理とオートメーションの分野でのリーダー企業が、コストパフォーマンスに優れた新しい積層表示灯「Easy Harmony XVGK」を発表しました。この製品は2025年11月4日から販売が開始される予定です。特に新興国市場において求められる機能と品質の両立が実現されており、同社の「Easyシリーズ」として展開されます。

必要十分な機能を提供するEasyシリーズ

Easyシリーズは、アジアを中心に広がる新興市場のニーズに応えるために開発されました。開発にあたっては、機能をシンプルに保ちながらも高品質を維持し、さらにはコストパフォーマンスを追求しています。このシリーズは、制御盤に利用される主要なコンポーネントを一通り揃えており、信頼性が求められる産業用途での導入に適しています。

「Easy Harmony XVGK」は、中国の上海で開発され、新興国での価格競争力を持つ装置開発を目指しています。具体的には、中国、インド、東南アジア、中東、東欧、アフリカ、南アメリカなど、非常に多様な市場で利用されることを想定しています。

特徴と利便性

積層表示灯「Easy Harmony XVGK」は、いくつかの際立った特徴を備えています。まず、高輝度LEDチップが採用されており、視認性に優れた明るい表示を実現しています。また、1段から4段の装備が可能で、設置方法も4通り用意されています。特筆すべきは、装置を運搬する際に表示灯を畳むことができる可倒式台座が標準で装備されている点です。

デザイン面では、レンズ表面に段差がないため、ゴミが溜まりにくい設計になっており、日常的なメンテナンスも容易です。さらに、直径50mmのカラーグローブが採用され、工場などの厳しい環境下でも十分に対応できる保護等級IP65を誇ります。衝撃、温度、振動に強く、産業用途に最適な堅牢設計となっています。

認証と搬入の安心感

「Easy Harmony XVGK」はCE、cULus、CCC、CB Schemeなどの認証を取得しており、国際的に安心して使用できる品質を提供します。これにより、日本企業が競争力を持って海外市場に進出する際の大きな利点となります。

今後の展開

シュナイダーエレクトリックは今後もEasyシリーズの商品ラインアップを拡充し、グローバルな製造業の成長を支援することに力を入れていく予定です。シュナイダーエレクトリックは、「Life is On」という哲学のもと、すべての人がエネルギーや資源を最大限に活用できる未来を目指しています。

170カ国以上で広がる彼らの取り組みは、持続可能性、電化、自動化を核とした新しい価値の創造に向けた希望の光です。