エポキシ樹脂の新刊
2024-12-06 13:48:03

新刊発表!エポキシ樹脂の機能と応用を網羅した書籍が登場

新刊情報!エポキシ樹脂の機能と活用動向



本日、株式会社シーエムシー出版より、エポキシ樹脂に関する新しい書籍『エポキシ樹脂の機能と活用動向』が発売されました。この本は、エポキシ樹脂の高機能化に向けた取り組みを学ぶ上で非常に役立つ内容になっています。

この書籍の監修を担当したのは久保内昌敏氏で、彼の豊富な知識と経験を基に執筆されています。発売日は2024年12月6日で、価格は税込66,000円です。本書は株式会社シーエムシー出版の公式ECサイトや全国の書店で購入可能です。

書籍の目的と内容



本書は、エポキシ樹脂の領域で活躍する様々な専門家によって執筆されています。内容は、エポキシ樹脂の基本的な概念から、樹脂の合成、物性、さらには複合材料に関する詳細な情報まで幅広く網羅されています。特に各産業におけるエポキシ樹脂の活用事例や、デジタル変革(DX)やグリーン変革(GX)への対応についても詳述されており、最新の要求性能に合致した応用がどのように展開されているかがわかります。

著者たちはそれぞれの分野での豊かな経験を持っており、記載された内容は基礎的かつ一般的理解を促すものです。幾つかの章では、エポキシ樹脂の化学構造や硬化反応に焦点を当て、具体的な活用事例が紹介されています。これにより、読者は樹脂の特性を理解し、さまざまな分野での活用方法を学ぶことができます。

目次紹介



本書の目次は以下のように構成されています:

第1章 概論


1. エポキシ樹脂の硬化反応と光・熱潜在性硬化剤
2. メソゲン構造によるエポキシ樹脂の放熱性・耐熱性向上
3. エポキシ樹脂の疲労特性

第2章 エポキシ樹脂の合成と物性


1. 新しいプロセスによる高耐熱性エポキシ樹脂の開発
2. バイオベースエポキシ樹脂
3. In situ生成改質剤ポリマーによるエポキシ樹脂の強靭化
4. エポキシ基を有する種々のビニルエーテルとN-フェニルマレイミドのラジカル共重合による新規エポキシ樹脂の合成とその硬化物の物性

第3章 エポキシ樹脂複合材料


1. シランカップリング剤で修飾した窒化ホウ素粒子複合エポキシ樹脂の複合構造の変化と熱伝導率への影響
2. 現場重合型熱可塑エポキシ樹脂を用いた熱可塑性CFRP中間基材の開発
3. 炭素繊維/エポキシ樹脂積層材料への自己修復性付与
4. “表面処理剤フリー”エポキシ樹脂/ZrO2ナノ粒子ハイブリッドの光学特性
5. エポキシ樹脂複合材料の高強度化のための湿式せん断プロセス

第4章 エポキシ樹脂の活用


1. 電気電子分野
2. CFRP(複合材料)分野
3. 接着・接合分野
4. 土木・建設分野

まとめ



『エポキシ樹脂の機能と活用動向』は、エポキシ樹脂の重要性とその進化を深く理解するための資料として大変貴重な一冊です。化学、工学、材料科学関連の研究者や技術者、さらには学生にとっても有意義な内容となっています。多くの方々にこの書籍が役立つことを願っています。

興味のある方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社シーエムシー出版
住所
東京都千代田区神田錦町1-17-1神田高木ビル2F
電話番号
03-3293-7051

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