福岡の飯塚高等学校がスイーツ甲子園で優勝!
全国の高校生がその技術と創造力を競う「第17回スイーツ甲子園 Supported by 貝印」の決勝戦が、9月16日に東京都世田谷区で行われました。この大会には6つの学校が集まり、栄冠を目指して激闘を繰り広げました。
優勝の栄光、飯塚高校「arc-en-ciel」
今回の大会で栄冠をつかんだのは、福岡県の飯塚高等学校のチーム「arc-en-ciel」でした。彼らは、母の日をテーマにしたケーキ「chouette(シュエット)」を制作し、その見事な仕上がりと独創的なコンセプトで審査員の心をつかみました。ケーキには、イチゴとオレンジを使用し、母から受け継がれる愛情を色とりどりに表現。さらに、三人の母が好きなヒマワリ、ガーベラ、チューリップを模したスイーツの花束が、ケーキを華やかに装飾しました。
その他の受賞者
準優勝には岐阜県の城南高等専修学校「rêve」、3位には兵庫県の育成調理師専門学校高等課程「RPG」が輝きました。さらに、企業賞も発表され、スイーツ甲子園は多彩な才能の発掘を実現しました。特に、貝印賞には「rêve」が選ばれ、ペコちゃん賞には千葉の野田鎌田学園高等専修学校「fortuna」が、タリーズ賞には長崎の向陽高等学校「sourire」が受賞しました。最終的に「RPG」はパストリーゼ賞を獲得し、それぞれに魅力的な賞品が贈られました。
賞の内容
優勝チームにはエアタヒチヌイから「タヒチ研修旅行」が贈られるほか、各企業のコラボ商品開発権が授与されるなど、高校生たちの夢を叶える機会が与えられました。特に貝印賞の受賞チームは、新宿伊勢丹内でのレシピ提供権を獲得し、大きな栄誉となります。また、他の企業賞のチームには、商品発売の計画が待ち受けています。
審査員と大会の模様
今回の大会の審査員には、著名なシェフが名を連ね、審査は厳正かつ親身に行われました。鎧塚俊彦シェフと永井紀之シェフは、今後の若きパティシエの活躍に期待を寄せています。この大会の模様は、公式YouTubeチャンネルでも配信されており、全国のファンたちがその熱気を体感することができます。
このように、毎年恒例となるスイーツ甲子園は、高校生たちの努力と情熱を感じさせ、今後さらなる発展を遂げていくことでしょう。