Shippioが描く未来の貿易プラットフォームの姿とは
国際物流のデジタル化を推進する株式会社Shippioは、最近開催された経済産業省の「貿易プラットフォームの利活用推進に向けた検討会」に参加しました。この会議では、貿易プラットフォーム提供事業者としての取り組みや、具体的な活用事例などを発表し、貿易業務のデジタル化に向けた進展を共有しました。
デジタル化の重要性とShippioの取り組み
Shippioの代表理事である佐藤孝徳氏が述べたように、同社は「理想の物流体験を社会に実装する」というミッションを掲げ、国際物流のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。2024年6月には経済産業省が策定したアクションプランのもと、さらに多様な議論が期待されます。また、実際に利用された件数も急増しており、特に「Shippio Works」というサービスはリリースから4ヶ月で100件以上のアカウントを獲得しました。
このサービスは、荷主企業だけでなく、物流事業者にもプラットフォームへの招待を可能にし、ネットワーク効果を促進しています。さらに、ShippioはForwarder-PROとの連携を開始し、利用者の拡大を目指して利便性を向上させています。
検討会での議論と今後の展望
今回の検討会では、経済産業省から貿易手続のデジタル化に関するアクションプランの進捗も報告されました。各社がどのように貿易業務を効率化し、DXを進めているのか実際の取り組みが共有され、活発な意見交換が行われました。
「Shippio Works」では、荷主企業向けのサービス活用事例や今後の追加機能についても紹介され、参加者からは多くの関心が寄せられました。佐藤氏は「貿易DXの加速に向けて必要な技術やプロセスを、業界の各社と協力しながら進めていく」との意気込みを示しました。
日本の物流の未来
貿易の環境はますます複雑化しており、米国や世界の政策が直接的に影響しています。そんな中でも、Shippioは日本の物流を止めないための強靭な体制度の構築を使命として掲げています。特に、島国である日本では、国際物流の重要性が増しているため、その役割はますます大きくなっています。
最後に、Shippioは、政府のアクションプランや官民連携の取り組みにも積極的に関与しつつ、貿易業務に携わるすべての関係者がスムーズに業務を行える環境を整備することを目指しています。これにより、業界全体のイノベーションを生み出し、日本の貿易市場をより良くしていくための貢献を行っていく考えです。
Shippioの概要
Shippioは、2016年に設立され、東京都港区に本社を置く国際物流プラットフォームの開発・運営を行っています。貨物利用運送事業者やIATA公認代理店としてのライセンスも取得しており、品質の高い物流サービスを提供するために努力しています。
Shippioのウェブサイトでは、最新の情報とサービスについて詳しく紹介されています。興味のある方はぜひ訪れてみてください。詳細は
こちら。
このように、Shippioは貿易業界のDXを進めるべく、国際的な視点から最新の物流技術を提供しています。今後の活躍に期待が寄せられています。