カタール航空が春田理宏シェフとの新たなコラボレーションを発表
2025年10月1日、カタール航空が成田発ドーハ行きのビジネスクラスにて、東京のミシュラン二つ星レストラン「Crony」の春田理宏シェフによる特別機内メニューを提供開始します。このメニューは、フランス料理と日本料理を見事に融合させた上質な味わいを空の旅にてお楽しみいただけるものです。
春田シェフは、3品構成の特別コースを監修しています。「Crony」の料理は、旬の食材に基づいたものであり、環境に配慮したサステナブルな取り組みが評価され、ミシュラン・グリーンスターも受賞しています。新しい機内メニューにも、シェフの環境意識が色濃く反映されています。
特別メニューの内容
特別メニューは次のような構成になっています:
- - 前菜:昆布の旨味を活かした茶碗蒸し、イクラ
- - メイン:和牛に黒酢ソースを添えた料理、抹茶おにぎり、ハーブサラダ
- - デザート:ホワイトチョコレートとバニラのムースが雲の形を模した「クラウド」
テイストとプレゼンテーションの両面において、食材の持つ味わいが最大限引き出されるよう工夫されており、飛行機内でも高い品質の料理が楽しめるようになっています。
カタール航空の取り組み
カタール航空は、この新メニューを通じてプレミアムな空の旅行体験を再定義し続けています。商品開発・デザイン部上級副社長のシャー・ツァイは、春田シェフの料理がカタール航空の理念と一致していることを強調しました。
「スカイトラックス社から9度の『ワールド・ベスト・エアライン』に選ばれた当社は、卓越した機内食がラグジュアリーな空の旅に欠かせない要素であることを理解しています。今回の新メニューは、日本のお客様に向けた特別な体験であり、旬の食材と料理の美学をお届けします」とツァイは述べています。
春田理宏シェフも、カタール航空とのコラボレーションに大きな期待を寄せており、自身の持続可能な美食を世界中の人々に届けられることを光栄に思っていると語っています。「細部まで徹底的にこだわり、特別メニューの創造においても妥協をしません。このメニューを通じて日本の素晴らしい食材を広め、空の上での美食体験を楽しんでもらいたい」とのことです。
カタール航空の受賞歴
カタール航空は、数々の権威ある賞を受賞しており、過去9回にわたりスカイトラックスから『ワールド・ベスト・エアライン』に選ばれています。また、ビジネスクラスやラウンジにおいても高く評価され続けています。
現在、同航空は170以上の都市に運航しており、2021年、2022年、2024年において『ワールド・ベスト・エアポート』に選ばれているハマド国際空港を経由し、シームレスな旅行を提供しています。カタール航空による新たな試みは、今後の機内サービスのさらなる発展を期待させるものです。