ADVASAがイオン銀行と連携、給与相当額随時払いサービスの新たな扉を開く
FintechベンチャーのADVASAが、イオン銀行とのAPI連携を開始し、従業員向けの給与相当額随時払いサービスをより一層強化しました。このサービスは、企業が従業員の日々の勤怠情報をもとに、すでに働いた分の給与に相当する金額を従業員に提供するという新しい福利厚生の形です。
現在の就職市場は、有効求人倍率が上昇している一方で、労働人口の高齢化が進行しており、特に労働集約型の企業では採用が難しくなっています。このような状況において、従業員の定着率を向上させることが急務となっており、ADVASAのサービスはそこで大きな役割を果たすことが期待されています。
今回のイオン銀行との連携により、ADVASAのシステムを採用した企業は、イオン銀行の口座を通じてもシームレスにこのサービスを利用できるようになります。これにより、従業員が求める即時性や利便性がさらに高まることが見込まれています。
また、ADVASAはデジタルマネーによる給与支払いの解禁の流れに注目しており、今後は携帯ウォレットや電子マネーに給与相当額をチャージすることも可能にする方針です。こうした進化により、従業員は自身の生活に合わせた形での資金管理ができるようになります。
ADVASAの企業哲学と展望
株式会社ADVASAは、「勤勉な労働者に健全な生活環境を提供する」ことをミッションに掲げ、様々なFintechサービスを展開しています。現在主力の給与相当額随時払いサービスでは、立替型スキームにおける特許を保有しており、金融機関とのパートナーシップを通じてそのライセンス提供やシステム提供を本格化させています。
ADVASAは国内外を問わず、労働者が抱える金銭的な課題解決や生活環境の向上に向けて、スピード感を持って事業展開を進めています。これからの時代、多様化する働き方に対応するための新たなサービスが求められる中、ADVASAがどのように進化していくのか注目です。最新情報やサービスに関する詳細は、ADVASAの公式ウェブサイトをご覧ください。
【会社概要】
- - 会社名:株式会社ADVASA
- - 代表者名:代表取締役久保田俊輔
- - 所在地:東京都港区元赤坂1-2-7赤坂Kタワー4階
- - 設立年月:2017年4月
- - 資本金:5000万円
- - 事業内容:労働者への資金提供サービスの開発・提供、ブロックチェーン技術を活用したシステム開発・提供、Fintech関連サービスの開発・提供
ADVASA公式サイト