ZOZO、全拠点で100%再生可能エネルギーを導入
株式会社ZOZO(千葉県千葉市)は、全ての拠点において消費電力の100%を実質再生可能エネルギーで賄うことを発表しました。この取り組みにより、CO₂排出量を年間で約13,576トン削減することが見込まれています。
再生可能エネルギーの導入
新たに導入される電力は、太陽光を中心とした実質再生可能エネルギーであり、トラッキング付き非化石証書も付与されています。当社は以前より、本社や物流拠点「ZOZOBASE」に再生可能エネルギー由来の電力を段階的に導入してきましたが、今回「DPLつくば中央」にも導入したことで、全拠点が再生可能エネルギーに切り替わります。
これにより、年間の使用電力量は30,965,057kWhに達し、持続可能な社会への貢献が期待されます。また、これまでにZOZOは、2021年5月31日に本社に、2022年1月20日に物流拠点「ZOZOBASE」に、さらに他の物流拠点にも次々と再生可能エネルギーを導入しており、確実にその取り組みを進めています。
2030年の目標に向けて
ZOZOは2030年度までに事業活動におけるカーボンニュートラルを実現することを目指しています。2025年9月には、温室効果ガスの排出削減目標がSBTiによって1.5℃目標に基づく科学的根拠に基づいたものとして認定されました。これにより、より具体的かつ実行可能な目標を設定し、全社を挙げて温室効果ガス削減に取り組んでいくことが期待されます。
社会貢献と持続可能性への取組み
「ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。」をスローガンに、ZOZOは環境および社会における課題の解決にも力を入れています。ファッション業界は環境への影響が大きいとされており、その中で持続可能な方法での運営を行うことは、企業の責務として重要です。ZOZOは、この取り組みにより業界全体のバランスを保ちながら、消費者にも環境意識の高い選択肢を提供しています。
今後の展望
今後もグループ会社を含めて温室効果ガスの削減に対する取り組みを強化し、既に導入されている再生可能エネルギーを活用しながら、さらなる成果を上げていく予定です。このような環境への配慮が、ZOZOのブランドイメージにも繋がり、消費者にとっても価値のある選択肢となります。
持続可能な未来を目指すZOZOの取り組みは、今後も注目されることでしょう。