泉佐野市、企業版ふるさと納税でオーガニック給食推進プロジェクトを加速!
大阪府泉佐野市は、2024年4月から市内小中学校で有機農産物を活用したオーガニック給食を提供しています。この取り組みをさらに発展させるため、企業版ふるさと納税による寄附募集を開始しました。
近年、食の安全性や環境への意識が高まる中、オーガニック給食は注目されています。化学農薬や化学肥料を使わずに生産された有機農産物は、生物多様性の保全や肥料原料の輸入依存対策に貢献し、SDGsの達成にもつながります。
泉佐野市のオーガニック給食では、生鮮野菜の50%以上を有機栽培に切り替え、パンには国産の有機小麦粉を使用しています。さらに、米は農薬や化学肥料の使用量を通常の半分以下に抑えて栽培された大阪エコ農産物を使用しています。
オーガニック給食開始後、児童生徒や保護者からは、「これからもずっと続けてほしい」など、好評の声が多数寄せられています。泉佐野市は、企業版ふるさと納税による寄附を募り、オーガニック給食の提供回数を増やすことで、この取り組みを持続可能なものにすることを目指しています。
食育とSDGsを両立する取り組み
泉佐野市の学校給食は、栄養バランスのとれた献立であることはもちろん、「美味しさは手作りから」をモットーに、可能な限り手作りの給食を提供しています。また、食育にも力を入れており、毎月19日を食育の日として、世界各国のメニューや日本各地のメニューを提供するなど、児童生徒に「食」の楽しさを体験させています。
企業版ふるさと納税で地域貢献を
企業版ふるさと納税は、地方公共団体の事業に対して企業が寄附した場合、寄附額の最大約9割が税軽減される制度です。企業にとって実質的な負担を軽減しながら、地域貢献ができる魅力的な制度となっています。泉佐野市は、企業版ふるさと納税を活用することで、より多くの企業から寄附を集め、オーガニック給食推進プロジェクトをさらに強化していくことを目指しています。
泉佐野市のオーガニック給食は、児童生徒の健康増進だけでなく、持続可能な社会の実現に貢献する取り組みです。企業の皆様には、ぜひ泉佐野市のオーガニック給食推進プロジェクトへのご支援をお願いいたします。