OLM1号ファンド設立
2018-10-31 16:00:25

オー・エル・エム・ベンチャーズ、14億円でOLM1号ファンドを発足

OLM1号ファンドの設立について



株式会社オー・エル・エム・ベンチャーズは、映像業界の進化を鑑み、新たにOLM1号ファンドを設立しました。このファンドの設立は、コンテンツ業界が大きな変革を迎える中で、AR(拡張現実)、VR(バーチャルリアリティ)、MR(複合現実)など新技術に対応した企業との連携を図ることを目的としています。今までの枠を超えた視覚体験の創出を目指し、2018年に策定されたこのファンドには、既に大手企業が出資者として名を連ねています。

ファンドの目的と背景



急速な技術革新が進む映像コンテンツ市場において、OLM1号ファンドは新たなビジネスの発展を狙っています。特にARやVRといった技術の導入を通じて、より魅力的な視覚表現を実現することが重要とされています。このファンドは、映像制作技術や新しい視聴スタイルを模索する企業への投資を行い、将来的な成長を支援することが狙いです。さらに、協業を通じて既存事業との相乗効果を生むことで、グループ全体の成長を図ることを目指しています。

OLM1号ファンドの概要



OLM1号ファンドの運用は、10年間予定されており、最大で2年の延長も可能です。トータル出資金額は約14億円で、投資対象はITを駆使したメディアやコンテンツに関連するベンチャー企業です。主な出資者には、IMAGICA GROUP、アドウェイズ、そしてバンダイナムコホールディングスなど、大手企業が名を連ねており、国内の強力なネットワークを構築しています。

投資事例の紹介



OLM1号ファンドの初の重要な投資先として、バーチャルYouTuber向け配信サービス「ホロライブ」を運営するカバー株式会社があります。カバー株式会社は、本年に実施した第三者割当増資によって、ファンドからの支援を受け、専属バーチャルYouTuberのマネージメント体制を強化すると同時に、新たなコンテンツの開発を進めています。

「ホロライブ」は、人気のキャラクターと共に楽しむライブ配信サービスとして、視聴者に新たな体験を提供しています。カバー社は、このプラットフォームを通じて、より多くのバーチャルYouTuberを展開する計画を進めており、今後の成長が期待されています。

まとめ



OLM1号ファンドの設立は、映像コンテンツ業界における革新の一歩であり、新たな視覚体験を提供することに寄与するでしょう。特にAR・VR技術を駆使したプロジェクトへの投資は、次世代の映像産業を牽引する可能性を秘めています。今後の展望として、技術革新と新しいメディアの登場により、視聴者の体験が一変することが期待されています。

会社情報

会社名
株式会社IMAGICA GROUP
住所
東京都港区海岸一丁目14番2号
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。