新しい学びの形を explore – SOLAN学園の挑戦と未来の教育

教室の空気が変わる瞬間とは？

教育の形が変わりつつある現代、学生の学び方が大きく影響を受ける中、株式会社NIJINが運営する「NIJIN教育ラボ」は、2025年7月1日に非常に興味深いオンラインイベントを開催します。それは、愛知県にある瀬戸SOLAN学園の副校長である三宅貴久子氏を講師に迎える形で行われ、テーマは『カリキュラム構成と学習環境デザイン』です。このイベントは、教室づくりとカリキュラムを根本から見直し、どのようにして子どもたちが自らの問いを立て、主体的に動く学びを促進できるかに焦点を当てています。

開催の背景

近年の学習指導要領の改訂により、探究的な学びが全国の学校で注目されるようになっています。しかし、学びの実態は必ずしもスムーズに変化しているわけではありません。教室の環境がそのままの状態では、学生の探究心や学びの質は上がらず、結果的に「探究がなんとなくの活動で終わってしまう」といった声が多く聞かれています。その中で、SOLAN学園は“環境そのものが子どもの学びを支える”という理念を掲げ、教室空間や学習のデザインを根本から再構築しています。

SOLAN学園の取り組み

SOLAN学園では、机の配置、使用する道具、そして教員のサポートの方法に至るまで、すべてが「自立・自律した学習者」の育成につながる仕掛けが組み込まれています。具体的には、学習環境の選択、社会とのつながりを意識したカリキュラム構成、さらには学生が自分の問いから出発して探究するための活動が重視されています。この講座を通じて三宅先生が披露するのは、こうした哲学を実践的に体験した事例や意義です。

イベント詳細

- イベント名: 瀬戸SOLAN学園の挑戦 ― カリキュラム構成と学習環境デザイン ―
- 日時: 2025年7月1日（火）20:00〜21:30
- 開催方法: オンライン（Zoom）
- 参加費: 2,200円（税込）
- 定員: 30名（先着順）
- 申し込みURL: こちらから申し込み

講師プロフィール

三宅貴久子氏は、瀬戸SOLAN学園の初等中等部の副校長を務めており、博士号を持つ教育者です。彼女は公立、私立、特別支援学校での実践を経て、関西大学や東京学芸大学などで教員養成にも深く関わっています。特に「探究学習の学習環境デザイン」や「思考力育成の授業づくり」に関して豊富な実績を持ち、独自の教育実践を展開しています。数々の受賞歴もあり、著書には『関大初等部式思考力育成法』や『つながる学び◆つむぐ未来』などがあります。