ツクルバ2025年7月期第2四半期決算報告
株式会社ツクルバは2025年3月14日に、2025年7月期第2四半期の連結決算を発表しました。この結果、同社の業績は全般にわたり大幅な成長を示し、特に売上高と売上総利益がそれぞれ過去最高値を更新しました。
売上高と利益の詳細
発表された内容によりますと、ツクルバの売上高は1,837百万円に達し、前年同期比で106%増となりました。さらに、売上総利益も852百万円に達し、これは前年同期比で43%の増加に相当します。このような成長は、主に自社企画商品の販売増に起因しており、カウカモ事業の規模拡大がもたらした結果とされています。
営業利益についても注目される結果となりました。52百万円の営業利益が記録され、前年同期比で64百万円の黒字転換を達成しました。これは、事業規模拡大に向けた先行投資、特に人件費や広告費の支出を行いながらも、前年同期と比べて利益を確保できたことを意味します。
通期業績の見通し
第2四半期における業績は、通期連結業績予想に対して着実な進捗を示しています。この進捗は、期初に設定した費用と効果が順調に進んでいることを示唆しており、通期業績予想の達成に向けて明るい見通しが立っています。
コーポレートガバナンスの強化
また、ツクルバはコーポレートガバナンスの強化に向けた取り組みを進めています。同社は、取締役会の独立性と客観性を強めるために、社外取締役を主なメンバーとした指名・報酬委員会を設置しました。これに伴い、経営体制を強化し、事業成長を加速させる一環として新任取締役候補者2名の選任が決定しました。これらの候補者は、2025年5月7日に予定されている臨時株主総会で正式に上程される見込みです。
まとめ
ツクルバの業績発表は、全体として非常にポジティブな内容となりました。特に売上の成長と営業利益の改善は、今後のさらなる事業拡大に向けた期待を高めています。コーポレートガバナンスの強化と同時に、経営体制の見直しも行われており、これからの動向に注目が集まります。詳細な情報は、同社のIRページで確認できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ツクルバIRページ