株式会社なだ万が手掛ける特別弁当「北陸4県味めぐり」が、10月1日からの販売開始以来、みるみるうちに人気を集め、10月20日現在で販売数は11,256食を超えました。この弁当は、新潟県、富山県、石川県、福井県の食材を使用しており、北陸の四つの県の魅力が凝縮されています。購入者からは心温まる声が多く寄せられており、その中には『復興支援になるならと購入しました』や、『福井の知人に会う予定があったので手土産に』という、地域への思いを感じるものがありました。さらに、『両親が富山出身なので懐かしさを感じながらいただきました』との声や、『新潟出身ですが、この食材は初めて』といった新たな発見も見受けられました。
「北陸4県味めぐり」と題されたこの弁当は、来月10月31日までの販売が予定されています。また、全国のなだ万レストラン19店舗では10月23日から特別コースの提供が始まります。お弁当を通じて、本場の味を気軽に楽しむ機会でもあり、多くのお客様に北陸の魅力を知っていただくことができます。ただし、提供されるコースの種類や時間は店舗によって異なるため、訪れる際には事前に確認されることをおすすめします。
今回の「北陸4県フェア」も、「令和6年能登半島地震」の復興支援の取り組みの一環として位置づけられています。売上の一部は、特に被害を受けた石川県に寄付されることになっています。このフェアは、2018年から始まった「都道府県別産直フェア」の一部であり、地域活性化の目的を持ったイベントとして捉えられています。現地を訪れることで各地の食材や特産品を吟味し、特別メニューを提供することを目指しています。
なだ万は1830年に創業し、190年以上にわたり、日本料理の伝統を守り続けています。過去にはパリ講和会議での随行料理人や、東京サミットの公式晩餐会でもその料理が提供されるなど、国内外で高い評価を受けています。今回の北陸4県フェアでも、その伝統を受け継ぎつつ、新たな取り組みを展開しており、多様なお客様に日本料理の魅力を広げています。
この機会に、北陸の地元食材を使った特別弁当「北陸4県味めぐり」を試してみてはいかがでしょうか。美味しさを楽しみながら、地域支援に貢献できることは、まさに一石二鳥の体験です。詳細は公式サイトで確認できます。