逸翁秋のお茶会が特別な体験を提供
2024年10月3日、公益財団法人阪急文化財団が主催する「逸翁秋のお茶会」が大阪府池田市の小林一三記念館にて開催されます。この茶会は、特に小林一三の命日である1月25日に例年開催されていた「逸翁白梅茶会」を秋の心地よい季節に合わせて実施されるものです。
この特別なお茶会では、落ち着いた秋の雰囲気の中、茶道を通じて小林一三の見識を感じることができます。彼は実業家として知られながらも、趣味の俳句や茶道を通じて多くの人と交流を深め、多くの人々にその魅力を伝えてきた人物です。茶道は彼の生活の中で特別な位置を占めており、参加者はこの経験を通じて彼の愛した世界により近づくことができるでしょう。
美術館と茶道が融合した文化体験
逸翁美術館も同日での観覧が可能で、美術館では特別展「漆芸礼讃-漆工・三砂良哉-」が開催されています。展覧会では、漆芸家の三砂良哉の作品が紹介されており、彼の技術力や創作性をじっくりと味わうことができます。三砂良哉は明治から昭和にかけて大阪を代表する漆芸家であり、その作品は今でも高い評価を受けています。この機会に日本が誇る漆の美しさを目の当たりにしながら、茶道体験を楽しむことができる贅沢な一日となるでしょう。
詳細情報と参加方法
日時
2024年10月3日(木)
場所
小林一三記念館
大阪府池田市建石町7-17
逸翁美術館
大阪府池田市栄本町12-27(両館間は徒歩数分)
参加費用
- - お一人 2,200円(税込)
- - 小林一三記念館および逸翁美術館の観覧料を含む(当日のみ)
参加人数
参加申し込み方法
事前申込は8月17日(土)午前10時より、阪急文化財団のHPにて開始されます。先着順で受け付けが行われ、各席の人数に達し次第、受付は終了します。この特別なイベントに早めに申し込むことをお勧めします。
三砂良哉展について
特別展「漆芸礼讃―漆工・三砂良哉―」では、漆工芸の巨匠である三砂良哉の貴重な作品が紹介されます。彼は西宮で生まれ、日本画を学んだ後に漆芸に転向し、大阪を代表する存在となりました。彼の作品は、精巧で美しいデザインが特徴であり、今でも高い評価を受けています。本展は三砂良哉の作品を大々的に取り上げる初の試みであり、技術と芸術性が共存する世界を体験する絶好の機会です。
開催期間
観覧料
- - 一般:1,000円
- - 学生(高校生以上):800円
- - 中学生以下:無料
秋の一日、江戸時代から続く日本の茶道の世界へ足を踏み入れ、発表される漆芸の美に触れて、ぜひ特別なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。興味がある方は、ぜひこの機会を逃さず、参加申し込みをお待ちしております。