KongとNTTデータの新たなパートナーシップ
2024年7月12日、Kong株式会社と株式会社NTTデータは、販売パートナー契約を結び、KongのAPIマネジメントプラットフォーム製品群を日本市場で展開することを発表しました。これにより、NTTデータはKongの製品を正式に販売し、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させることを目指します。
戦略的提携の背景
昨年11月、KongはJapan Cloudと提携し日本法人を設立しました。更なる事業の拡大を図るため、今回の見込み契約が結ばれました。KongのAPIマネジメントプラットフォームは、すでにNTTデータが提供するデジタルサプライチェーンプロダクト「iQuattro®」に導入されており、その有用性は高く評価されています。この関係を基に、NTTデータとの提携はより強固なものとなり、日本企業におけるDX推進の強力な後押しとなるでしょう。
パートナーシップの効果
販売パートナー契約の締結により、Kongは日本市場でのアプローチが一段とスムーズになります。具体的には、ハイブリッド・マルチクラウド環境でのマイクロサービス化が促進され、生成AIの利用拡大にも寄与することが見込まれます。さらに、自社のデータや資産を外部にAPIとして公開し新たなサービス連携を実現することで、企業のイノベーションを加速させる狙いがあります。
Kongの代表取締役社長、有泉大樹氏は、「日本におけるAPIエコノミーの事業推進ができることを嬉しく思います。APIはデジタルトランスフォーメーションの要です。」と述べ、その重要性を強調しました。
NTTデータのコメント
一方で、NTTデータのコンサルティング事業部部長、松永振一郎氏も喜びを表明し、「インターネット通信の大半を占めるAPIの需要が高まる中、Kong社のプラットフォームをより多くの企業に提供できることは重要なステップです。この提携を通じて、日本企業のDXイノベーションをより強力に進めていきます。」と語りました。
KongとNTTデータの今後
今後、KongとNTTデータは協力し、日本市場におけるAPIの利用促進とともに、中小企業から大企業まで幅広くニーズに対応する製品とサービスを提供する予定です。この提携は、日本のDX市場における大きな進展を示すものであり、APIエコノミーのさらなる成長が期待されます。
Kongの公式サイトやSNSでも今後の展開が発表されるでしょう。興味のある方はぜひチェックしてみてください。これからのAPI活用の動向に目が離せません。