寺泊温泉北新館、アートのような料理で新たな魅力を発信

寺泊温泉北新館の新しい試み

新潟県長岡市に位置する寺泊温泉北新館が、再出発を果たします。この宿は、約100年の歴史を誇り、地元食材を使用した料理や2種類の自家源泉が自慢ですが、長年の赤字体質から抜け出せずにいました。しかし、宿泊者により良い体験を提供するため、日帰り入浴の受け入れを終了し、静かで贅沢な温泉時間を重視した宿に舵を切りました。

料理人・橋本久信氏との出会い

新たな取り組みの中で、得意料理「食べるアート」で知られる chef 橋本久信氏と繋がることができました。これにより、寺泊温泉北新館は女性客を含む広範な層に喜ばれる宿を目指して、料理の全面刷新を決定しました。

新メニューの特徴

新メニューでは、特に寺泊の名物であるベニズワイガニを中心に据え、地域の食文化を表現しています。視覚的にも楽しませてくれるお造りや、夕波と佐渡島をテーマにした美しいベニズワイガニのクロケットなど、料理一品一品が見る人を引きつけます。これらの料理は、見た目の華やかさだけでなく、味わい深さも兼ね備えており、温泉宿にぴったりの「ほっとするごちそう」を実現しています。