ハーブと魔女の店『グリーンサム』のオーナーが描く新書
横浜・元町の「ハーブと魔女の店『グリーンサム』」のオーナー、飯島都陽子さんのエッセー画集が2025年11月19日に発売されます。書名は『魔女の13の秘密のひきだし~魔女人形のアトリエから~』。この本は、彼女が40年以上にわたって追求してきた魔女の生き方を通して、人生をより楽しく創造的に生きるためのヒントを提供しています。
エッセー画集の魅力
飯島氏は、80歳を超えてもなお現役で魔女人形を手掛け、新しいデザインを生み出しています。本書では、彼女自身が「魔女」としての生活を楽しむ様子が描かれています。特に、「魔女の13の知恵」として、自己肯定感を高めるための具体的なアドバイスが12章にわたって展開されており、現代人が忘れがちな心の声を聞く大切さを教えてくれます。
美しいイラストとその世界観
飯島氏による70点以上の手描きイラストが本書を彩ります。これは、魔女の生活や魔女に必要なアイテムをテーマにした美しいビジュアルで、眺めているだけでも心が和む作品です。また、各章の扉には魔女にまつわる独自のイラストが掲載され、読者はその魔法的な世界観に引き込まれます。
「魔女人形」の制作舞台裏
著者自身が手がける「魔女人形」の制作過程も初めて公開されます。西洋におけるキッチンウィッチ(家庭を守る魔女)をテーマに、多種多様な人形が手作りされている様子は、魔女として生きるための和やかなエッセンスが詰まっています。それぞれの人形は、思い出や感情をこめて作られており、単なるオーナメントを超えた存在感を持っています。
イベント情報と著者の背景
本書の発売を記念して、2025年12月5日には著者初の『魔女人形鑑賞のマジカルナイト』を開催。仮装したファンが集まるこのイベントでは、魔女として生きるヒントや、著者の人生観についてのトークも行われます。
飯島都陽子さんは1943年生まれで、魔女としての人生を469歳とも言うべき長い歴史を持っています。美術大学を卒業後、デザイナーとしてキャリアをスタートし、1985年に専門店『グリーンサム』を開店。これまでに多くの魔女関連の著作を発表し、全国で講演活動も行っています。彼女の仕事や思想は、単なるファッションやトレンドを超えて、世代を超えた人気を集めています。
まとめ
『魔女の13の秘密のひきだし~魔女人形のアトリエから~』は、飯島氏の人生や哲学がふんだんに盛り込まれた一冊であり、「魔女」として生きることの楽しさや深さを再認識させてくれる作品です。ぜひ、手に取ってその世界観に触れてみてください。