QO株式会社は、社会課題をリサーチし提案する企業であり、その一環として平和についての新たな視点を提供する調査を始めました。具体的には、一般生活者を対象に「へいわのつくりかた」というテーマで調査を行い、得られたデータをもとに2025年に日比谷で開催される企画展を共催します。この展覧会を通じて、平和の重要性についての認識を深め、参加者が自身の意見や考えを発信するきっかけを作ります。
調査は、NPO法人ボーダレスファウンデーションと共同で実施され、全国の2,000人の生活者を対象に行われます。調査内容には、平和に対する現状評価や願望、認知度、賛否の状況についての問いかけが含まれており、その結果は企画展の中で一般公開される予定です。
「へいわのつくりかた展」は、2025年の8月に3日間の日程で開催されます。展示内容は4つのゾーンに分かれており、参加者はさまざまな形で平和について考えを深めることができる体験が提供されます。特にZONE 02と03では、SILが行った調査に基づくデータ分析の結果をもとに、参加者が自分自身の平和観を理解し、平和への向き合い方を見つけるためのコンテンツが用意されています。
初日の企画展は、多くの人々が「平和」についての考えを表明し、共にその価値を探求することを目的としています。NPO法人ボーダレスファウンデーションの中村涼香氏は、平和な世界を目指す声がかつて以上に重要であると述べ、合意形成の場を提供することが調査の目的の一つとしています。
また、調査や企画展に先立ち、記者向けの発表説明会も予定されており、そこで調査結果の概要が共有される見込みです。この活動は、私たち一人一人が平和について考え、行動を起こす意識を持つための重要な機会となるでしょう。