ショッピングアシストアプリ『PLUG』が10.3億円を調達し成長加速へ
株式会社STRACT(本社:東京都文京区、代表取締役社長:伊藤 輝)は、ショッピングアシストアプリ『PLUG』の開発を通じて、インターネット広告やEC市場での成長をサポートするべく、10.3億円の資金調達を行いました。この資金調達は、Headline Asiaをリードインベスターとし、Coral Capitalやデライト・ベンチャーズといった新たな投資家からも支援を受けたものです。
インターネット広告とEC市場の拡大
2023年、日本のインターネット広告市場は前年比で 2,418 億円増の 3.3 兆円に達し、5年間で約1.89倍の成長を見せています。同年、国内BtoC EC市場規模は24.8兆円を超えると予測されており、EC市場の成長は明显です。しかし、日本のEC化率は10%未満であり、ユーザーが最適な商品やサービスを見つけることは依然として困難な状況です。そこで、PLUGは、500社を超えるECサイトと提携し、ユーザーに対して多様な選択肢を提供します。
PLUGは、キャッシュバックやクーポン情報、最安値の検出を自動的に行うアプリであり、2022年の正式リリース以来、130万のダウンロードを記録し、利用者から高い評価を得ています。その影響で、ECサイトの流通額も大幅に増加しました。2024年10月までに、さらなる成長を期待しています。
資金調達の目的と利用案
今回調達した資金は、プラットフォームの拡充、マーケティング活動、組織の強化に注力します。具体的には、以下のような項目に資金を活用する予定です。
1. 大規模データを活用したパーソナライズ技術の向上。
2. 新たなソフトウェアエンジニアやプロダクトマネージャーなどの人材を強化。
3. マーケティングやアライアンスの強化によるユーザー拡大。
PR戦略の強化やパートナーシップの構築により、PLUGはさらに多くのユーザーにリーチし、消費者のニーズに応えていく予定です。
投資家の反応と今後の展望
Headline Asiaの田中氏は、PLUGがユーザーの同意に基づくデータを活用して、EC事業者のコンバージョン率を高めることができると期待を寄せています。また、Coral CapitalのRiney氏は、データドリブンのプロダクトがEC市場の選択肢を広げ、利用率の増加につながると述べました。失敗から学びつつ、新たな機会に挑み続けるTRACTの姿勢が、今後の展望においても引き続き期待されます。
代表のコメントと採用活動の拡大
伊藤社長は、資金調達に際し、ユーザーや投資家に感謝の意を表し、「PLUGが提供するサービスは、EC市場の可能性を大きく引き出すもの」と述べています。今後は、情報格差を取り除き、より多くの人々が簡単に購買体験を享受できるよう努めます。また、採用サイトも公開され、積極的な人材募集が進められています。興味のある方は、詳細をこちらで確認してください。
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おわりに
株式会社STRACTの取り組みは、オンラインショッピングの未来を形作る重要な要素です。PLUGがEC市場で果たす役割を通じて、消費者のショッピング体験をより良いものへと変えていくことに期待が高まります。