Hinemos World 2025
2025-12-16 15:56:05

NTTデータ先端技術が送る「Hinemos World 2025 Tokyo」の新たな展望と成果

NTTデータ先端技術が送る最新テクノロジーイベント



2025年11月26日、株式会社NTTデータ先端技術は、統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」に関連する年次イベント「Hinemos World 2025 Tokyo」を6年ぶりにリアルで開催しました。このカンファレンスでは、企業の生成AIに関する取り組みや、「Hinemos」の20年の歩みと今後の展望、AIOpsの最新導入事例が紹介されました。

開会あいさつと始まり



本イベントは、マネージドサービス事業部の大上 貴充部長による開会あいさつでスタートしました。彼は、リアル開催が6年ぶりであることや、「Hinemos」のリリースから20年が経過したことに感謝の意を述べました。また、この20年間でIT業界が急速に進化し、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の進展が重要視される現状を強調しました。オープン化や仮想化、クラウド、SREなどの運用手法が変革をもたらし、AIの活用が注目されていることにも言及しました。

生成AIを使ったビジネス革新



基調講演では、NTTデータグループの本橋 賢二氏が「生成AIがもたらす変革とNTTデータグループのAI戦略」について発表しました。同社は、AI活用を推進しながら、AIガバナンスの徹底を目指しています。AI Driven Companyを目指したビジネスモデルの転換や、オープン及びクローズドAIを組み合わせたハイブリッド戦略が紹介され、2027年までにソフトウェア開発の生産性を70%向上させる目標が設定されました。

Hinemosの魅力と統合運用管理の実現



続いて、内山 勇作課長が「Hinemos」の機能や利点について語りました。IT環境の複雑化や人材不足といった現代の課題に対し、「Hinemos」は統合・自動化プラットフォームとしての役割を果たしています。今年で20周年を迎える「Hinemos」は、「すべてのIT運用を、ひとつに」という理念のもと、ハイブリッドクラウド環境での運用効率化とコスト削減を実現し続けています。

AIOpsの最新情報と運用の高度化



次に、澤井 健部長がAIOpsの最新動向と「Hinemos」による運用の高度化について発表しました。生成AIの導入が運用効率にどのように寄与するかが焦点となり、メッセージフィルタによる情報の過負荷軽減や、インシデントの管理における迅速な対応方法が説明されました。ITサービスの中断を最小限に抑えることの重要性が強調されました。

Hinemosの歴史と未来の展望



最後に登壇した中島 洋祐氏が「Hinemos」の20年の歴史と未来の道筋について発表しました。時代のニーズに応じた進化の過程や、今後はAIドリブン運用とクラウド対応を両立する方針を示しました。そして、2026年4月に予定されている次期バージョン「Hinemosver7.2」の公開についても言及がありました。

まとめ



「Hinemos World 2025 Tokyo」において、NTTデータ先端技術は、テクノロジーの変革がもたらす新たなビジネスチャンスについて示唆を提供しました。さらに、生成AIの活用を通じて、今後のIT運用における効率性向上を期待させる内容となりました。参加できなかった方のために、オンデマンド配信も行われるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社NTTデータ先端技術
住所
東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワー13階
電話番号

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