子どもたちの才能を輝かせる「第23回キラキラっとアートコンクール」優秀賞作品展
2024年12月から2025年1月にかけて、全国4つの会場で「第23回キラキラっとアートコンクール」の優秀作品展が開催されます。このコンクールは、障がいのある子どもたちが自由に表現する場を提供し、その才能を応援する目的で2002年に始まりました。
この努力は、文部科学省や全国特別支援学校長会など多くの団体の後援を受けながら、国内初の障がい者アートライブラリー「アートビリティ」が支援しています。「アートビリティ」では、約200名の作家による約6,500点もの作品が保管され、多くの人々に感動を与えてきました。
今回の作品展では、全国の応募の中から選ばれた50点が展示されます。全応募作品の数は1,018点にのぼり、42都道府県から応募されています。特に注目すべきは、各会場での受賞者たちが参加するオンラインイベントです。この「受賞者のつどい」では、受賞者の作品に対する思いや感謝の気持ちが語られ、参加者同士の交流が生まれます。
作品展では、来場者が作品にメッセージを寄せることができるシステムも設けられています。これにより、作品を創り上げた子どもたちへの励ましとなり、彼らの次の一歩へと繋がることでしょう。また、全応募作品はコンクールのホームページで公開され、様々な企業の冊子やカレンダーなどにも使用されています。
作品展の開催概要
以下は、作品展の詳細です!
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名称: 第23回キラキラっとアートコンクール優秀賞作品展
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日程と会場:
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広島: 2024年12月11日(水)~15日(日)【広島ひろしま美術館】
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高松: 2024年12月20日(金)~25日(水)【高松空港】
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横浜: 2025年1月9日(木)~13日(月・祝)【横浜ランドマークプラザ】
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札幌: 2025年1月22日(水)~26日(日)【札幌マルヤマクラス】
3.
入場料: 無料
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応募資格: 障がいのある18歳以下の幼児・児童・生徒(応募期間は2024年7月12日(金)から9月17日(火))
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作品の規定: 自由テーマでの平面表現。内容は水彩画や油絵、版画、切り絵など多彩です。
審査員の評
審査員たちは、応募作品の中に込められた子どもたちの感情を丁寧に感じ取っています。東京藝術大学名誉教授のOJUN氏は、作品を通じて表現される感情の深さに感動し、絵の変化を見守る時間が特別なものだと語ります。また、教育研究者の青栁路子氏は、表現の中にある喜びや困難を想像することの重要性を強調しました。
デザインオフィスの西田克也氏も、多様な作品の中に感じる力強さや美しさ、そしてそれを惹きつける要素に関心を持っています。
このように、各審査員は子どもたちの作品が訴えるものに耳を傾けており、作品展を通じてさらなる感動が皆さんに届くことを期待しています。
この素晴らしい機会に、様々な才能に触れ、子どもたちのアートの力に感動してみませんか?