京東集団、成長続く
2018-05-17 13:00:41

京東集団、第一四半期決算を発表し8期連続の利益計上を達成

京東集団の成績発表



中国の大手EC企業、京東集団(JD.com)が2018年5月8日に第1四半期の業績を発表し、売上高が前年同期比33%増の1001億元(約1兆7017億円)に達したことを報告しました。これにより、8期連続の利益計上を果たしました。

純利益の状況



米国会計基準(GAAP)に沿った純利益は15億2490万人民元(約259億2330万円)、さらに調整後利益(Non-GAAP)も10億4740万人民元(約178億580万円)を記録。特にサービス純利益は前年同期比で60%増という素晴らしい成長を示しました。この成長は、市場の予測を上回るものであり、世界の投資銀行からも高い評価を受けています。

無界小売の提唱



京東集団は自社が提唱する「無界小売」というコンセプトに基づいて、顧客に対しオンラインとオフライン、さらには物流機能を融合させたシームレスな買い物体験を提供することを目指しています。CE0の劉氏は「シーンは無限、貨物に国境はなく、人と企業の間にも壁はない」と説明し、このビジョンに対する確信を示しています。

今後の見通し



京東集団は、引き続き技術への投資とビジネス拡大を通じて、安全で楽しいEコマース体験を顧客に提供することを約束しています。特に、第三者企業への物流の投資を強化し、多くの研究開発資金を投じていることから、利益率は安定して推移する模様です。第2四半期までにサービス業の成長も見込まれ、同社の業績にも良い影響を与えることでしょう。

販促活動との連携



6月1日から18日まで行われる「618活動」では、米国上場オンライン小売り企業の唯品会(ビップショップ・ホールディングス)や騰訊(テンセント)のミニプログラムとの協力が強化され、さらなる販促活動の展開が期待されています。これにより第2四半期も29~33%の純利益の増加が見込まれており、集客面でも目覚ましい成果が現れるでしょう。

結論



京東集団は、安定した成長と信頼性のあるサービスを提供し続けると共に、新たな顧客体験を創出するための投資を惜しみなく行っていく姿勢を示しています。将来的には、無界小売の実現に向けた取り組みがより一層進展することが期待されます。

会社情報

会社名
JD.com京東日本株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-1-1大手町パークビルディング7階 703
電話番号
03-6259-1951

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