理解を深めるセミナー
2024-10-09 10:10:38

発達障害特性を理解するための警察官向けセミナーが開催されます

一般社団法人チャレンジドLIFEは、2024年10月16日(水)、滋賀県警察本部にて「発達障害特性を持つ方との接し方」というテーマでセミナーを開催します。このセミナーは、現役警察官約50名を対象に、発達障害者に対する正しい理解と適切な対応方法を学ぶための実践的な研修の一環です。

セミナーの目的と背景


発達障害を持つ方々と接する機会の多い警察の現場において、理解不足から不適切な対応が起こることがあります。このセミナーでは、警察官が発達障害の特性を正確に理解し、適切な配慮を行うことの重要性を認識していただくことを目的としています。

開催概要


  • - 日時: 2024年10月16日 13:30~15:30
  • - 場所: 滋賀県警察本部 北棟2階 大ホール
  • - 対象: 警察官約50名

プログラム内容


1. 発達障害とは - 基礎知識の確認
2. 全国調査から見える発達障害の実情 - 「発達障がいへの認知や理解についての全国調査(2021年)」の結果に基づく課題
3. 実際の体験談 - 発達障害当事者が経験した警察とのやりとりに基づく具体例
4. 対話セッション - イラストを用いて受講生と対話をしながら理解を深める

知識と理解の重要性


最近の調査によると、発達障害への認知は広がっているものの、当事者やその家族は依然として理解不足を感じているという結果が出ています。このセミナーでは、当事者の視点から具体的な事例を取り上げ、発達障害についての知識を深めることが重要であるというメッセージをお伝えします。

講師について


このセミナーでは、一般社団法人チャレンジドLIFEの代表、畠中直美が講師を務めます。畠中は知的障害を伴う自閉スペクトラム症の長男を持つ母として、発達障害に関するリアルな体験を基にした視点を提供します。副代表のmikiも自閉スペクトラム症の長男を持ち、育児と発達障害に対する深い理解を持っています。

広がる活動内容


チャレンジドLIFEは、障害の有無を超えて、誰もが生きやすい共生社会を目指して活動しており、発達障害に関する多様なワークショップやセミナーを実施しています。また、出版物やオンラインイベント、他社との共同プロジェクトを通じて、多様性への理解を広めています。最近では、自閉スペクトラム症の料理人が主人公のドラマ「厨房のありす」にも取材協力しました。

このような取り組みから、発達障害の理解を深めることが社会全体の進歩につながると考えています。今後も多様性の重要性を広めていくため、引き続きの活動が期待されます。発達障害者との円滑な関係構築によって、より良い社会づくりを目指していく姿勢は、多くの人々にとって重要な学びとなるでしょう。


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