小布施の新構想
2024-08-30 16:55:59

小布施町で進化する地域振興の新たな試み「ミライ構想カレッジin小布施」

小布施町で進化する地域振興の新たな試み「ミライ構想カレッジin小布施」



長野県小布施町、東京大学、そしてNTT東日本の三者が連携し、地域発展を目的に2024年10月より「ミライ構想カレッジin小布施」を開始します。この取り組みは、将来の持続可能な社会の実現に向けて、地域の魅力を引き出し新たなイノベーションを創出することを狙いとしています。

新たな産学官連携のスタート



2024年8月30日、小布施町(町長:桜井昌季)、東京大学大学院工学系研究科(研究科長:加藤泰浩)、NTT東日本(社長:澁谷直樹)が産学官の協働を結びつける協定を締結しました。この協定により、さまざまな専門知識や技術を供給し合い、持続可能な地域振興のモデルを構築することが目指されています。

小布施町はこれまでにも市民が参加できるまちづくりを推進してきた実績があり、その過程で生まれた「若者会議」や「バーチャル町民会議」などの構想を元に、地域の課題解決に向けた取り組みを進めています。地域の発展には、移住者や関係人口の増加は不可欠とされ、そのための共創のプロセスを研究し、実装に繋げる予定です。

プログラムの概要と目的



「ミライ構想カレッジ」では、持続可能で魅力的な地域社会を創造するため、「経済」「共同体」「環境」の観点から2050年の社会像を明らかにすることを目指しています。具体的には、日本や世界の現状、社会課題への取り組みを学ぶセミナー(レクチャー)、小布施町を舞台にした実験的プロジェクト(ラボ)、参加者同士の対話を通じた意見交換(カンファレンス)を行います。

このプログラムは、2024年10月から2026年2月までの約1年半をかけて進行し、各回にわたって地域内外の多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まり、持続可能な社会を実現するための「問い」を探求していきます。最終的には、発表した知見を基に「ミライ構想グランドデザイン」という提言書を作成し、地域のさまざまなステークホルダーに提供し、さらなる地域課題の解決に寄与することを目指します。

具体的なプログラム内容と参加者募集



プログラムの各回では、以下のテーマに取り組む予定です。
1. ヒューマンスケールの町づくり
2. 環境防災の先進都市作り
3. 地域経済の活性化に向けた交流産業の創出

参加者は、18歳以上で「ミライ構想カレッジ」に共感し、地域課題の解決に向けて意欲的な方々を募集します。応募期間は2024年8月30日から9月29日までです。

結び



小布施町、東京大学、NTT東日本は、本プログラムを通じて、新たな価値創造や持続可能な地域づくりに向けて積極的に取り組んでいく所存です。この連携を通じて、多くの人々と共に歩みを進め、地域の未来を共に描いていきましょう。


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会社情報

会社名
東日本電信電話株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-19-2
電話番号

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