デジタルスキル標準社会実装を目指した全体会合の開催
2025年1月22日(水)、一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会が事務局を務める『DSMパートナーズ』が2024年度第5回全体会合をオンライン形式で実施しました。この会合には、企業のDXや人事を担当する方々が参加し、デジタルスキル標準の運用と人材育成について深く掘り下げた議論が展開されました。
DSMパートナーズは、2023年4月に設立され、デジタルスキルの標準化を目指した自主的なコミュニティとして活動しています。今後、企業や自治体におけるデジタル人材の確保と育成を支援するための知見やベストプラクティスを積極的に共有していくことが目的です。
会合の内容
今回の会合では、まず参加者が小グループに分かれ、テーマとして以下の2つが取り上げられました。
- - デジタルスキル標準の運用後のメンテナンス方法
- - デジタル人材に必要な人物像やスキル項目の定義および運用
各グループでの議論の後、ディスカッションの内容が発表され、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の特任教授、岩本隆氏が全体のまとめを行いました。
また、次回の第6回全体会合に向けて、経済産業省商務情報政策局と意見交換を行うテーマとして、「経済産業省デジタルスキル標準に関する質問・要望・意見」が設定され、参加者同士で意見を交わしました。
次回の展望
次回の第6回全体会合では、経済産業省の担当者をお招きし、デジタルスキル標準に関する具体的な意見交換が予定されています。この機会を通じて参加者は、デジタルスキルの社会実装に向けて一層の理解と実践を深めることが期待されています。
今後の活動について
DSMパートナーズは、今後も関係省庁や様々なステークホルダーと協力し、デジタルスキルの標準化及び人材育成に関連する課題の解決を目指して活動を続けます。これにより、企業や自治体がデジタルスキル標準を効果的に活用できるよう、引き続きのサポートを行っていく方針です。
私たちの社会がデジタル化に向かう中で、こうした取り組みはますます重要なものとなるでしょう。デジタルの進化に対応するためには、急速に変化するスキルニーズに応じた人材育成が不可欠です。今後もこのようなプラットフォームを通じて、専門家や実務者が集い、知見を共有することが、より良い未来を築く礎となることを期待しています。
事務局および連絡先
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会
- - TEL:03-6821-7869
- - FAX:03-6685-9400
- - E-mail:info@j-paa.jp
参考リンク