量子ドット技術の最前線:次世代発光材料の開発講座が開催
2025年3月11日、株式会社AndTechによる「量子ドットに関する基礎と最新技術動向」オンラインセミナーが開催されることが発表されました。この講座は、量子ドット(QDs)技術に関するニーズが高まっている現在、研究開発支援の一環として実施されます。参加者は、こちらの講座を通じて、蛍光体の最新の研究成果を理解し、今後の技術応用に向けた知識を得ることができるでしょう。
セミナー概要
セミナーはZoomを利用したライブ配信形式で、参加費は49,500円(税込)。対象は、研究開発者や技術者など、量子ドットに興味のある方々です。セミナー内容は、以下の3部構成となっており、各部では業界の第一人者が講師を務めます。
第1部:量子ドット(QDs)の基礎と応用
このセッションでは、量子ドット蛍光体の基本概念や関連技術について解説します。
- - 講師:慶應義塾大学 磯部徹彦氏
- - 内容:QDsの合成方法(ホットインジェクション法)やコアシェル構造、量子サイズ効果など、基礎的な知識を提供します。また、QDsの最新開発状況についても言及します。
第2部:カドミウムフリー量子ドットの開発
大阪大学の上松太郎准教授が担当。
- - 内容:カドミウムを使用せずに、多元系材料から量子ドットを作る技術とその特性について説明します。新たな材料開発の状況や、その可能性についても触れられます。
第3部:ペロブスカイト型量子ドットの発光制御
熊本大学の木田徹也教授が講師。
- - 内容:ペロブスカイト型量子ドットの特徴や、発光のON/OFF制御技術についての詳細を解説します。特にバイオイメージングやディスプレイ技術への応用に関しても議論が行われます。
今後の応用可能性
参加者は、本セミナーを通じて以下のような知識を得られます:
- - 量子ドット蛍光体の課題と改善策
- - 安定なQDsプレートやシートの製作方法
- - 新材料としてのペロブスカイト量子ドットの基礎知識
- - 量子ドットの進化とその応用に関する理解
本講座は、量子ドット技術について深く理解を深めたい方々にとって、絶好の機会となるでしょう。Access以下のリンクから詳細を確認し、申し込みを行ってください。
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株式会社AndTechについて
AndTechは、化学や素材、エレクトロニクスから医療機器に至る幅広い業界に向けて、R&D開発支援を提供しています。一流の講師陣を招き、技術セミナーや市場調査、ビジネスマッチングなど多様なサービスを展開。
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今回の講座に参加し、次世代の量子ドット技術の最前線を学び、実務に役立てる貴重なチャンスをお見逃しなく!