防災知識を学び、地域の未来を担う
静岡県を舞台に、「防災検定 ソナクエ」と「静岡県ふじのくにジュニア防災士」の協力関係がスタートしました。この取り組みは次世代を担う子どもたちに防災に関する知識を提供し、地域社会の防災力向上を図ることを目的としています。
防災検定 ソナクエとは?
KENTEM株式会社が開発した「防災検定 ソナクエ」は、ウェブ上で手軽に防災教育を受けることができるプログラムです。静岡大学の藤井基貴准教授の監修を受け、最新のIT技術を活用して制作されました。この検定では、アニメーション動画とクイズを組み合わせて学習することで、楽しく効果的に防災知識を習得できます。
静岡県ふじのくにジュニア防災士について
静岡県では、地域の防災力を高めるために次世代を担う若者を育成する「静岡県ふじのくにジュニア防災士」の資格制度を設けています。これは、以下の理念に基づいて設計されたプログラムに参加し、認定証を受け取った児童や生徒を対象としています。
1. 自らの身を守る知識を持つ
2. 家庭の防災対策を考えるリーダーとなる
3. 地域の防災活動に参加し、リーダーとして成長する
参加者は、これらの理念を基に自らの知識とスキルを高めていきます。
連携のメリット
この連携によって、参加者が「防災検定 ソナクエ」を通じて合格証を取得することで、静岡県ふじのくにジュニア防災士の自主講義コースにおいての認定が受けられるようになります。受講者の身近に防災を感じられる環境が整うことで、地域の防災意識が一層高まり、災害に対する備えが進む期待が寄せられています。
学びを楽しむために
「防災検定 ソナクエ」の最大の特徴は、学習が楽しめる形式であることです。
各テーマに沿った学習ステージが用意されており、アニメーション動画を視聴することで知識を深められます。
クイズを通じて自らの理解度を確認することができ、実践的な防災意識を身につけることが可能です。
自分の好きなオリジナルキャラクターを選択し、動画を見てクイズに答えることでキャラクターが成長していくというゲーム性も搭載されています。この要素により、学習意欲が自ずと高まることが期待されています。
防災検定をクリアすると、自分の名前入りの合格証が発行され、学んだ知識を証明する形で記録に残ります。
GoogleやMicrosoftのアカウントで簡単にログインでき、家庭だけでなく学校でも利用できる点も魅力です。
未来へのビジョン
KENTEMの目指すところは「リスクゼロ社会の実現」です。災害大国日本において、自然災害をすべて防ぐことはできませんが、災害に関する知識を持ち、適切な行動を取ることでリスクを限りなく減少させることが可能です。「防災検定 ソナクエ」を通じて、子どもたちが防災意識を高め、将来の地域リーダーとして成長してくれることを願っています。
会社概要
株式会社建設システムは、静岡県富士市に本社を構える企業で、施工管理ソフトウェアの開発・販売を行っています。
本取り組みが、地域防災の新たな取り組みとして多くの子どもたちに愛され、参加してもらえることを心から期待しています。