深宇宙展開幕
2025-01-30 14:23:12

人類の宇宙探査が新たなステージへ!「深宇宙展」開幕

特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」



宇宙の未来を感じ取る特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか To the Moon and Beyond」が、2025年7月12日から9月28日まで日本科学未来館で開催されます。この展覧会は、月を超えて火星、さらには深宇宙の謎に挑む人類の壮大な挑戦を描いています。

展覧会の見どころ



1. 世界初公開の技術


本展の目玉のひとつは、アルテミス計画に関連する有人月面探査車の実物大模型です。この探査車は、宇宙服を着ることなく、宇宙飛行士が約1か月間月面で活動できるように設計されています。実物大のモデルが公開されるのはこれが初めてです。さらに、月面の物質を測定するための最新鋭の計測器も紹介され、月の地下探査へ向けた技術の進歩が期待されます。

2. 日本の宇宙開発の成果


「はやぶさ」や「はやぶさ2」によって回収された貴重なサンプルや、「H3ロケット」のカバーの実物大模型も展示されます。これらの展示を通じて、日本がいかに宇宙探査に貢献しているかを知ることができます。また、学生たちが開発した超小型X線観測衛星「NinjaSat」も紹介され、若い世代が宇宙開発に挑戦している様子を伺えます。

3. 大迫力の視覚体験


来場者は、大画面を通じて火星探査機が撮影したデータを元にした映像を楽しむことができます。この映像は火星の最新情報を反映し、来場者を新しい宇宙の旅へ誘います。また、JAXAの種子島宇宙センターからの本物のロケット部品も展示され、実際に触れてその精密さを体感することができます。

4. 深宇宙の謎に迫る


本展では、天文学が挑む深宇宙の謎についても紹介します。「すばる望遠鏡」や「アルマ望遠鏡」などの模型展示を通じて、宇宙研究の最前線を垣間見ることができ、様々な大規模観測データが提示されます。これにより、第二の地球やブラックホールについての理解を深めることが期待されます。

5. 特別展示


特に注目したいのは、日本人初の民間宇宙飛行士である前澤友作氏が搭乗したソユーズ宇宙船の実物展示です。この宇宙船は民間の宇宙旅行の未来を象徴しています。外壁には地球帰還時の過酷な大気圏再突入の痕跡が残っており、民間宇宙旅行の可能性を実感できます。

開催概要


  • - 会期: 2025年7月12日(土)~9月28日(日)
  • - 開館時間: 10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
  • - 休館日: 7月15日(火)、9月2日(火)、9日(火)、16日(火)
  • - 会場: 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
  • - 主催: 日本科学未来館、NHK、東京新聞

この機会に、人類が宇宙に挑む「知」をぜひ体感してください。詳細は公式サイトやSNSで随時発表されます。


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会社情報

会社名
国立研究開発法人科学技術振興機構 日本科学未来館
住所
埼玉県川口市本町4-1-8川口センタービル
電話番号
03-3570-9151

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