Joba Network、Decima Fundからの資金調達を発表
Web3スタートアップであるJoba Networkが、日本のDecima Fundから資金調達を行ったことを発表しました。このラウンドには著名なエンジェル投資家も参加しており、具体的な金額は公開されていませんが、プロジェクトの信頼性と注目度は確かなものです。
Joba Networkは、ブロックチェーンおよびAI技術を使って、個人が自身のアイデンティティをオンチェーンで管理し、国境を越えた信用を築くことを目指しています。このプラットフォームは、分散型であり、リモートワーカーや企業の新しい経済圏を対象としています。特に、高齢化が進んでいる日本市場において、労働力不足という課題を解決するためのインフラ構築を目指している点が注目されています。
信頼性のあるオンライン環境の構築
Joba Networkでは、AIを活用したマッチングシステムを実装し、資格や経験に基づいてフリーランスの労働者と雇用者をつなげます。このオンチェーンでの検証プロセスにより、ユーザーは匿名のままでビジネス上のやり取りを安全に行うことができるのです。加えて、政府機関や金融機関とも連携し、世界中のユーザーが資格を証明するための技術を利用できるよう取り組んでいます。
将来的には、プラットフォームを活用したユーザーがリモートワークの経験に基づいたローンやビザを取得できるシステムも整備される予定です。従来の職場の枠を超え、働き方が変化していく中で、Joba Networkはその変革に寄与する存在となるでしょう。
CEOのビジョン
CEOのマックナイト真理紗氏は、「Joba Networkは新たな働き方の基盤を築いています。COVID-19以降、人はリモートでの分散型の働き方を選択するようになっていますが、大企業が提供するサービスへのアクセスの機会を失う場面が多くあります。私たちのプラットフォームでは、個人と企業が安全で確実な方法で取引を行えるようにし、新しい機会を得るための評判を獲得しやすくしていきます」とコメントしています。
投資ファンドからの期待
また、Decima Fundのジェネラル・パートナーであるKen Kitahara氏は、「Joba Networkチームの専門知識と実績によって、このプロジェクトは雇用と職場文化に革命をもたらす可能性があります」と期待を寄せています。
Joba Networkは、アイデンティティ管理、資格、求人市場、評判システム、そして支払い処理などをシームレスに組み合わせることで、リモートワーカーと企業のニーズに対応する包括的なソリューションを提供することを目指しています。デジタル社会において、専門家と企業が成功を収めるためのプラットフォームとして、Web3のLinkedInのような存在になるでしょう。
期待される未来
2023年8月にクローズドベータ版のプロダクトをローンチしたJoba Networkは、Web3コミュニティからの支持を受け、仕事の未来に対する期待が高まっています。今後も、分散型エコシステムを通じて、誰もが信用を築ける社会の実現に貢献していくでしょう。
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