省エネ大賞受賞
2024-12-16 15:52:22

IoT電力センサユニットが省エネ大賞を受賞し注目される理由

IoT電力センサユニットが省エネ大賞を受賞



2024年度の省エネ大賞で、株式会社SIRCの主力製品である「IoT電力センサユニット」が見事、「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。この賞は、省エネやCO2削減の取り組みが評価されるものであり、特に電気需要の最適化に貢献する製品に与えられるものです。

省エネ大賞の意義



省エネ大賞は、日本国内での脱炭素意識の向上を促進し、カーボンニュートラル達成へ向けた社会の構築に寄与することを目的としています。今回の受賞は、SIRCのIoT電力センサユニットが、省エネと環境保護の両立に向けた革新的な取り組みであることを示しています。受賞製品は、2025年1月29日から31日に東京ビッグサイトで開催される「ENEX2025」で展示される予定です。

IoT電力センサユニットの特長



この製品は、一般的な電力計測の課題を解決するために設計されています。特に、工場や製造現場では電力使用量の把握が請求書ベースにとどまりがちな中、IoT電力センサユニットはそのデータを詳細に可視化します。具体的な特長を挙げてみましょう。

1. 簡単設置: 既存の設備に対して、たった15秒で後付けが可能です。特別な技能は不要で、誰でも簡単に取り付けることができるため、コストを抑えつつ電力の見える化を実現します。

2. 正確な計測: SIRC独自の技術によって、力率を測定しながら有効電力を正確に把握することができます。従来の方法では3本の電線が必要でしたが、本製品は2本の電線のみで必要なデータを得ることができます。

3. ワイヤレス設計: 電池駆動でBluetooth通信を採用しているため、電気工事や配線作業が不要です。これにより、稼働中の設備への導入が容易で、設置後のメンテナンスも簡単です。

計測データの利活用



計測したデータは、「SIRCクラウド」を通じて自動的にグラフ化され、メール通知やAPI連携が可能です。これにより、企業は電力使用状況をリアルタイムで把握し、迅速に対策を講じることができます。

省エネへの具体的な貢献



具体的な取り組み例として、装置の稼働時間や消費電力の見直しが考えられます。たとえば、非稼働時の電源を切ることで年間139,200kWhもの電力を削減できる可能性もあります。また、特定の時間帯に余分な消費が見られる場合にも、データを元に改善策を模索することができます。

SIRCの未来



株式会社SIRCは2015年に設立され、持続可能な社会の実現に向けて活動を行っています。地球環境への配慮や経済の成長を重視しつつ、若手から管理職までが一体となったチームでの取り組みが求められます。今後も継続して、省エネ製品の開発や普及を進めていくことで、新たな市場を開拓していくことが期待されています。

詳細情報は、SIRC公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社SIRC
住所
大阪府大阪市中央区久太郎町2-5-31関電不動産船場ビル9F
電話番号
06-6484-5381

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