テラドローン、オランダでのドローン販売事業を展開開始

テラドローン、オランダのOpticon Beneluxと提携

テラドローン株式会社（本社：東京都渋谷区、代表：徳重徹）は、オランダに拠点を置く点検機器の販売代理店Opticon Benelux Naarden B.V.（以下：Opticon Benelux）と新たに屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」の販売契約を締結しました。この提携により、ベネルクス地域（ベルギー、オランダ、ルクセンブルク）における「Terra Xross 1」の市場拡大を計ることを目的としています。

ドローンによる屋内点検の革新

屋内点検においてドローンの活用は、人手による危険な作業を大幅に軽減し、従来の手法に比べて点検時間を急速に短縮することが可能です。テラドローンは「Terra Xross 1」において、安定した飛行性能を実現し、このサポートにより市場相場の約3分の1という価格で提供を実現しました。これにより、多くの企業が導入しやすくなることが期待されています。

Opticon Beneluxの実績と専門性

Opticon Beneluxは、1978年から遠隔目視検査（RVI）機器に特化した実績を持ち、業界内でも多くの信頼を獲得しています。特に、エネルギー企業のShellや、国際的な海洋インフラ建設企業Jan de Nulなどが顧客に名を連ね、広範なソリューションを提供しています。製造業やインフラ分野において高度な専門性を誇る同社は、テラドローンとの提携を通して「Terra Xross 1」をより多くの顧客に届けることが出来ると信じています。

今後の展望

テラドローンとOpticon Beneluxは連携して「Terra Xross 1」の販売促進を進め、ドローン導入における障壁を取り除くことに努めます。また、新たに確立された提携を通して、顧客へのサポートも一層強化し、利便性の高いサービスを提供していく予定です。この成長が、屋内点検業界全体の技術革新を先導することを目指しています。

代表者のコメント

Opticon BeneluxのCEO、ロブ・ディッカーボーム（Rob Dikkerboom）は、「テラドローンとの協業を深く感謝しており、今後数年間にわたって双方にとって実りある関係を築けることを心待ちにしています。『Terra Xross 1』のコンパクトな設計や、360度LiDAR、オプションの有線給電装置といった特長が魅力です。さらに、その優れたコストパフォーマンスは、お客さまにとって導入の障壁を大きく下げるものになると確信しています。」と述べています。

この新たな取り組みは、テラドローンが提唱する「Unlock “X” Dimensions」のミッションに基づき、ドローンの普及とともに新しい価値を創造する重要なステップとなるでしょう。