フィンランドの魅力が詰まったコレクション
2020年夏、フィンランドの名門デザインブランド「イッタラ」と、人気ブランド「ミナ ペルホネン」が手を組み、新たなコレクション「Iittala X minä perhonen」を発表しました。このコレクションは、毎日の生活に軽やかさをもたらすことをテーマに、ミナ ペルホネンのデザイナー、皆川明氏が手描きした鳥の模様を取り入れた磁器、ガラス、布製品から構成されています。どのアイテムも、時を経て大切な宝物として育まれる可能性を秘めています。
ミナ ペルホネンの誕生とその背景
ミナ ペルホネンは、1995年に皆川明氏によって設立されました。同ブランドは、オリジナルの図案によるファブリックを作り、世界中で愛されています。ブランド名はフィンランド語に由来し、「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味しています。皆川氏が19歳で初めてフィンランドを訪れて以来、北欧文化との親密な関係を築いてきました。
>「初めてのフィンランドは衝撃的でした。外はマイナス35度でしたが、フィンランドの人々は快適に生活を楽しんでいる様子が印象的でした。あの旅から、フィンランドは私にとって特別な国になりました」と皆川氏は語ります。
デザイン哲学の共有
イッタラとミナ ペルホネンは、デザイン哲学を共有し、世代を超えて受け継がれるようなアイテムづくりに注力しています。コレクションには、クラフトマンシップを大切にした商品の数々が登場します。イッタラはガラス製品の製造において高い技術力を誇り、ミナ ペルホネンは全国の工場や職人と連携し、質の高い素材と技術開発に挑んでいます。
日常の中の特別感
「Iittala X minä perhonen」のコレクションは、皆川明氏の手描きの鳥の模様が特徴で、日常生活に豊かな幸福感をもたらします。皆川氏は言います。「鳥は私にとって自由な象徴です。子供たちがこのコレクションを通じて、鳥と同じ自由な気持ちになれたら嬉しいです」。
このコレクションには、ガラスの小物、磁器、ポーチ、トートバッグ、キーリングなど、多彩なアイテムが揃っています。3つの形と3色で展開されるガラスの鳥のオブジェは、イッタラのガラス工房で制作されました。さらに、リネンやコットンを用いたポーチやトートバッグは、日本製の素材を使用し、手作りの温かみを感じさせます。
また、磁器のマグカップ、プレート、ボウルは、同じティーマの形を持ち、楽しげなデザインが朝食や軽食に華を添えます。皆川氏は、こうしたアイテムに想い出が詰まっていくことこそが、本当の価値であると強調します。
商品の発売について
コレクションは、2020年9月から世界的に展開されますが、日本では2020年7月15日から、一足早くイッタラショップや公式オンラインショップ、ミナ ペルホネンの店舗などで購入可能です。一部が8月中旬に発売予定です。
このコレクションは、日常の中に特別な瞬間をもたらすアイテムとして、その魅力を今後も追い求めていくことでしょう。
詳しくは、
イッタラ公式オンラインショップをご覧ください。