穴吹デザインカレッジでデザイン特別講義
香川県高松市に位置する穴吹デザインカレッジが、特別な公開講座を開催します。ワークショップの内容は、デザインの現状について多くの方に理解してもらうことを目的に構成されています。JAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイン協会)会長の永井一史さんを特別講師に迎えたこの講座は、一般の方々と地元高校生に向けられています。
特別講義の概要
この特別講義は、8月7日(木)と8日(金)の2日間にわたって行われます。講義のテーマは「いま、デザインとは?」であり、特に現代におけるデザインの役割や可能性について焦点を当てています。開催場所は、専門学校穴吹デザインカレッジの6Fです。
DAY 1: 一般向け講義
- - 日程: 令和7年8月7日(木)18:00~19:30
- - 対象: 一般の方々(大学生から社会人まで)
- - 内容: デザインと社会、経営との関係性を探るパネルトーク形式で進行され、地域に根ざしたデザインの未来について語り合います。
- - ゲストスピーカー: 永井一史さん(多摩美術大学教授、HAKUHODO DESIGN代表取締役、JAGDA会長)
- - ゲストパネラー: 地元のデザイン関係者3名が参加し、実践的な視点から意見を交わします。
DAY 2: 高校生向け講義
- - 日程: 令和7年8月8日(金)10:30~12:00
- - 対象: 高校生
- - 内容: これから求められるデザインの可能性や方法について、若い世代に向けて提供される内容です。
七年後のデザイン領域
この特別講義は、デザインの教育と実践の重要性を再確認する機会です。特に本校は地域産業との連携を深めることに注力しており、デザインをこれからの社会にどのように活かせるかを学生たちに教える場を提供しています。
もともと1992年に開校した穴吹デザインカレッジは、現在グラフィックデザイン、マンガ、コミックイラスト、トータルインテリア、ゲームクリエイター、ネット動画クリエイターの5つの学科を用意しており、地域デザイン学科の新設も計画されています。
永井一史氏について
永井氏は、多摩美術大学を卒業後、博報堂に入社し、2003年にHAKUHODO DESIGNを設立しました。数多くの企業のブランディングやデザイン経営に携わり、業界内で多大な影響を与えており、著書も多数出版しています。
今回の特別講義は、デザインの実践と理論を学ぶ貴重な機会です。このようなイベントを通じて、地元の学生や一般市民がデザインの重要性を再認識し、さらなる成長に繋がることが期待されています。