国際NGOプラン・インターナショナルは、公益社団法人ACジャパンの支援キャンペーンに3年連続で選出され、2024年7月1日より、新たな広告キャンペーンを開始しました。今回のキャッチコピーは「救われた人は、救う人になる。」。テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、電車などで、このメッセージが発信されます。
広告のモデルは、プランの支援を受けたウガンダ出身のエヴリンさんです。エヴリンさんは、プラン・スポンサーシップのチャイルドとして、プランの活動に参加し、学校に通う機会を得て、教師になる夢を叶えました。彼女は、自らの経験を通して「教育こそが夢を実現させるための近道」であることを力強く語り、次世代の子どもたちにとって、希望の光となる存在です。
エヴリンさんの物語は、支援が人々の人生に与える影響の大きさを示しています。彼女は、かつて学校に通うことができず、幼い頃から働く以外の選択肢がほとんどありませんでした。しかし、誰かの支援によって教育を受け、教師となり、今度は自身が子どもたちに教育というチャンスを提供できるようになりました。この前向きな姿は、「救われた人は、救う人になる。」というキャッチコピーをまさに体現していると言えるでしょう。
教育は、貧困の連鎖を断ち切り、人々がより良い人生を送るための重要な要素です。持続可能な開発目標(SDGs)の目標4で「質の高い教育をみんなに」と掲げられているように、教育は、不平等の解消やジェンダーの平等の実現に貢献し、人々に健康で持続可能な生活を送る機会を提供します。
今回の広告では、俳優の有村架純さんがナレーションを担当し、アニメーション作家のTEZO DON LEEさんがイラストを担当しました。有村さんの優しい声とTEZO DON LEEさんの繊細なイラストが、エヴリンさんの物語をより一層引き立てています。
国際NGOプラン・インターナショナルは、世界80カ国以上で活動し、子どもや若者、さまざまなステークホルダーとともに、誰もが平等で公正な世界の実現を目指しています。子どもたちが直面する不平等を生む原因を明らかにし、解決に向けて積極的に取り組んでいます。プラン・インターナショナルは、子どもたちが自らの力で困難や逆境を乗り越えることができるよう、寄り添い、支援を続けていきます。