営業DXツール「Bring Out」が資金調達に成功!
営業現場のデジタルトランスフォーメーションを支援するツール「Bring Out」が、プレシリーズAラウンドで約2億円の資金調達を行いました。運営元である株式会社ブリングアウトの中野慧代表取締役社長は、今後のさらなるサービス提供に向けた意気込みを語っています。
Bring Out とは?
「Bring Out」は2022年7月から提供が開始された営業DXツールです。特徴的な点は、オンラインおよび対面での商談において、話者を分離し、商談内容を自動でテキスト化する機能を持つことです。その音声認識精度は驚異の99%とのこと。これにより、商談における膨大な情報をスムーズに整理することが可能になります。
また、独自開発された特許出願中のAI技術を利用して、商談内の重要なポイントを自動的に抽出します。例えば、予算や決裁ルートの把握状況、コンプライアンスに沿った営業活動が行われているかどうかなど、80%以上の精度で解析が可能。この技術により、営業現場での時間やリソースの無駄を大幅に削減することができます。実際に、リクルートや日本M&Aセンターといった著名な企業で既に導入が進んでいる実績もあります。
調達資金の使途
今回の資金調達で得られた資金は、主に下記の2つの分野に利用される予定です。
AI技術のさらなる向上により、今後もっと多くのユーザーがメリットを享受できるよう、改善が進められます。
出資者のコメント
ジャフコグループの坂祐太郎パートナーは、「Bring Outが描いているビジョンに深く共鳴し、仲間に加わった」と述べ、特に営業職の持つ課題に向き合う中野社長のアプローチが現実的であり、各業界のトップ企業に支持される理由を強調しました。また、今後もお客様との共同開発を通じて、製品を進化させる意欲が伝わってきます。
資金調達の詳細
- - 調達金額: 2億円
- - 調達方法: 第三者割当増資
- - シリーズ: プレシリーズAラウンド
- - 引受先: JAFCO
Bring Out のデモ映像
サービスの実際の使い方を理解するためには、以下のデモ動画を参照してください。
Bring Out デモンストレーション動画
会社概要
- - 会社名: 株式会社ブリングアウト
- - 代表者: 代表取締役社長中野慧
- - 所在: 東京都中央区銀座1丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階
- - 設立: 2020年12月
- - 事業内容: DX支援コンサルティング、AIを用いた生産性向上SaaSの開発
まとめ
今後、Bring Outのさらなる進化に期待が高まります。営業業務の効率化を実現し、企業の成長を支える存在として、大いに注目が集まりそうです。